
「このまま高校を続けられるのかな……」
「高卒資格と高卒認定って、同じ“高卒”だと思っていたけれど違うの?」
お子様の進路を考えるとき、こうした不安や疑問を抱く保護者の方が少なくありません。
“高卒資格”と“高卒認定(高認)” は名前が似ているため、「どちらも高卒になるの?」と混同されやすいのですが、高卒資格は「高校を卒業したという学歴」、高卒認定は「高校卒業と同程度の学力を証明する国家試験」です。
また、「全日制が合わなくなってきた」「学校を変えた方がいいのかもしれない」などの理由から通信制高校や定時制高校に進学したり転入したりしても、最終学歴としての“高卒資格”は全日制とまったく同じです。
進学や就職の場面でも、しっかりと未来の選択肢を広げることができます。
この記事では、高卒資格の基本から、高卒認定との違い、進学・就職での扱い、取得する方法、通信制で学ぶメリットまで、保護者の方が知っておきたいポイントをやさしく整理して解説します。

高卒資格と高卒認定の違いを一言解説
高卒資格→「高校を卒業したという学歴」
高卒認定→「高校卒業と同程度の学力を証明する国家試験」
どちらも進学には使えますが、「履歴書に書ける最終学歴」や「就職活動での条件」は異なります。
【この記事でわかること】
「高卒資格」とは何か(中卒との違い・「高卒」が求められる理由)
「高卒資格」と「高卒認定」の違い
進学・就職で高卒資格と高卒認定の差が出やすいポイント
高校で高卒資格を取る方法と、高卒認定というもう一つの選択肢
通信制高校で高卒資格を目指すときに押さえたい、学び方とサポート体制のポイント
高卒資格とは?
高卒資格は正式には「高等学校卒業資格」といい、その名の通り高校を卒業した証明となる資格のことです。
全日制高校だけでなく、定時制高校や通信制高校も対象で、卒業すれば履歴書にはっきり「〇〇高等学校 卒業」と書くことができます。
これは、進学や就職など、将来の選択肢を広げるための“土台”となる大切な学歴です。
高校では、日々の学習・レポート・定期試験・学校活動などを積み重ね、必要な単位をすべて修得すると卒業となります。

つまり、「卒業証書をもらう」=「高卒資格を得る」という、とてもシンプルな仕組みです。
「高卒資格」と聞くと堅苦しく感じるかもしれませんが、これまでの努力の積み重ねが形になった証。
そして、その先の未来へ踏み出すための入り口でもあります。
高校生活を最後まで続けた経験そのものが、継続力・自己管理力・対人スキルなど、社会に出てから役立つ力を育ててくれる、という面も見逃せません。
中卒との違い
「中学校卒業」と「高等学校卒業」では、履歴書に書ける最終学歴が大きく異なります。
学歴として「高等学校卒業」と書けることで、進学や就職の場面で“スタートラインに立てるかどうか”が変わってくることがあります。
中卒のままでも働くことはできますが、
大学・短大・専門学校の多くは、「高卒」または「高卒程度」を出願条件としている
求人票では「高卒以上」と記載されたものが多く、「中卒可」の求人は数が限られる
といったように、そもそも「応募できる選択肢」が狭くなってしまうのが現実です。
一方で、高卒資格を取得していれば、履歴書に「〇〇高等学校 卒業」と記載することができ、進学・就職のどちらを選ぶ場合でも、スタートラインに立ちやすくなります。
「高卒」が求められる理由


高卒資格があることで、進学と就職の両面で選択肢が大きく広がります。
進学の場合
大学・短大・専門学校への受験には、原則として高卒資格が必要
AO入試・総合型選抜・推薦入試など、どんな受験方式でも「高卒資格」が前提
進学を視野に入れるなら、「高卒資格」または「高卒認定などによる高卒程度」を満たしておくことが、最も確実なルートと言えるでしょう。
就職の場合
続いて、就職面での違いも整理しておきましょう。
求人票を見ると、「学歴:高卒以上」と記載されている求人が多く、「中卒可」と書かれている求人はごく一部に限られます。



「高卒」と「中卒」でどれくらい“選べる仕事の数”が違うの?
という点は、保護者の方が最も気になる部分のひとつではないでしょうか。
就職の状況を読み解くとき、よく使われるのが「求人数」と「求人倍率」の2つです。
求人数…どれくらい求人が出ているか(=選べる仕事の“数”)
求人倍率…1人の求職者に対して何件の求人があるか(=仕事の“見つけやすさ”)
この2つを見ると、高卒資格の有無によって、将来の選択肢がどれくらい変わるのかが一目でわかります。
厚生労働省の調査(令和7年3月末)では、次のような違いがあります。
(厚生労働省「令和6年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」取りまとめ」)
- 高校新卒者
-
求人数:約49万9千人→求人数が多く、選べる職種の幅が広い
求人倍率:4.10倍→1人につき約4件の求人がある=仕事を見つけやすい - 中学新卒者
-
求人数:919人→求人数が極端に少ない
求人倍率:2.67倍→1人につき約3件の求人があっても、求人数が少ないため希望の仕事を見つけにくい



つまり、「高卒資格」があることで、応募できる求人数は中卒の500倍以上に増えるということになります。
この比較からもわかるとおり、高卒資格の有無は、応募できる職種・働き方・将来の選択肢を左右する非常に大きな要素です。
「高卒以上」と「高卒程度」の違い
進学や就職の条件を見ると、
高卒以上
高卒程度
高卒または高卒認定(高認)
といった表現が使われることがあります。
それぞれ、意味合いに少し違いがあります。
「高卒以上」とは?
進学や就職の条件に「高卒以上」と書かれている場合は、「高等学校を卒業していること」が必要、という意味になります。
高校を卒業していれば、そのあとに短大・専門学校・大学などに進学していても、条件を満たしているとみなされます。
「高卒程度」とは?
一方で「高卒程度」は、「高校を卒業しているかどうか」だけでなく、高校卒業と同じ水準の学力があるかどうかを問う表現です。
具体的には、
高等学校を卒業している(高卒資格がある)
高等学校卒業程度認定試験(高卒認定)に合格している
といった場合に、「高卒程度」として扱われることが多くなります。


そのため、募集要項に「高卒程度」「高卒または高卒認定」と書かれている場合は、高校を卒業していなくても、高卒認定に合格していれば条件を満たせるケースが少なくありません。
ただし、高卒認定の扱いは、進学先の学校や就職先の企業によって異なります。
実際の出願・応募の際には、必ず最新の募集要項で「高卒認定が対象かどうか」を確認することが大切です。
高卒資格と高卒認定の違いについては、次の章で詳しく見ていきましょう。
高卒資格と高卒認定(高認)の違い
「高卒資格」と「高卒認定」は名前が似ているため、



どちらを取っても同じ“高卒”になるのでは?
と思われがちです。
しかし、実際には、学歴としての位置づけや、進学・就職の場面での意味合いが異なります。
ここでは、まずそれぞれの基本的な違いを整理したうえで、進学・就職・資格取得の場面でどう扱われるのかを見ていきます。
【結論】違いは「学歴」になるかどうか
「高卒資格」と「高卒認定」のいちばん大きな違いは、それが「学歴」になるのか、それとも「学力の認定」なのかという点です。
高卒資格=高校を「卒業した」という学歴
高卒認定=試験に合格した「高卒程度の学力の証明」
つまり、


高卒資格=履歴書の最終学歴が「高等学校卒業」になる
高卒認定=最終学歴は中学校卒業のままだが、「高卒程度の学力あり」と認められる
という違いがあります。
まずは、次の比較表でそれぞれの違いを簡単に整理しておきましょう。
高卒資格と高卒認定の違い【比較表】
| 比較ポイント | 高卒資格(高校卒業) | 高卒認定(高認) |
| 取得方法 | 高校の課程を修了し、卒業する | 文部科学省の認定試験に合格する |
| 最終学歴 | 高卒になる | 中卒のまま(学歴にはならない) |
| 履歴書の記載 | 「〇〇高等学校 卒業」と書ける | 「高等学校卒業程度認定試験 合格」と書く |
| 大学・短大・専門学校の受験 | 受験できる | 受験可の学校が多い(条件は要項で確認) |
| 就職での扱い | 「高卒以上」求人に応募できる | 「高卒以上」「高卒程度」求人で応募可の場合もあるが、企業により判断が異なる |
| 取得に必要な期間 | 最短3年(在籍期間が必要) | 合格すればすぐに取得可能 |
| 費用 | 在籍高校の学費が必要 | 受験料・教材費程度 |
| サポート環境 | 学校の先生・仲間との関わりがある | 基本的に自学(サポートなし) |
「高卒資格」=“高校を卒業した”という学歴
高卒資格(高等学校卒業資格)は、全日制・定時制・通信制のどの高校でも、卒業すれば自動的に得られる「高等学校卒業」という学歴のことです。
高校を卒業したことを示す正式な学歴
履歴書にはっきりと「〇〇高等学校 卒業」と記載できる
最終学歴は「高卒」になる
文部科学省も、高等学校の課程を修了し卒業した者は「高等学校卒業者」として扱われると明記しています。
(文部科学省「高等学校学習指導要領(平成30年告示)」)



進学・就職・資格取得など、多くの場面で広く認められる学歴です。
「高卒認定」=“高卒程度の学力がある”という認定
一方の高卒認定(旧・大検)は、文部科学省が実施する国家試験に合格することで取得できる資格です。
原則として16歳以上から受験できる
試験は年2回(8月・11月)
合格すると大学・短大・専門学校などの受験資格が得られる
ただし 最終学歴は「中卒」のまま



つまり、“学力は高卒程度あります”という証明であって、学歴そのものではありません。
そのため、履歴書に「〇〇高等学校 卒業」と書くことはできません。
進学での扱いの違い(大学・短大・専門学校)
大学・短大・専門学校の多くでは、出願条件として
高等学校卒業(見込み)
高等学校卒業程度
高等学校卒業程度認定試験(高卒認定)合格者
などが挙げられています。
そのため、高卒資格と高卒認定は、どちらも「高卒程度」として受験資格を認められることが多いのが実情です。
ただし、「どの入試方式を使えるか」「どういう形で出願できるか」 という点で、次のような違いが出てきます。
高卒資格の場合
「高等学校卒業(見込み)」を条件とする一般入試・総合型選抜・学校推薦型選抜など、幅広い入試方式で出願しやすい
在籍している高校から調査書や推薦書が出るため、指定校推薦や公募推薦など、「高校在籍」が前提の入試に応募できる
高卒認定の場合
多くの大学・短大・専門学校で、一般入試や総合型選抜などの出願資格を満たすことができる
(募集要項に「高等学校卒業程度認定試験合格者」と明記されているケースも多い)
一方で、「高等学校卒業(見込み)」や「在籍高校からの推薦」を前提とする入試区分(指定校推薦・一部の学校推薦型選抜など)では、対象外となる場合がある
出願にあたっては、中学校や在籍していた高校の成績証明書に加え、高卒認定の合格証明書・成績証明書の提出を求められることが多い
このように、「大学・短大・専門学校に進学できるかどうか」だけで見れば、どちらもルートは開かれているものの、利用できる入試方式や、必要となる書類の内容には違いがあります。
具体的に志望校が決まっている場合は、必ず各校の募集要項で「高卒認定合格者の出願条件」を確認することが大切です。
就職・公務員試験・国家資格での違い
次に、一般企業への就職・公務員試験・国家資格の受験といった場面での違いを整理しておきましょう。
一般企業への就職
求人票では、
高卒以上
高卒
高卒程度
高卒または高等学校卒業程度認定試験(高卒認定)合格者
といった表現が使われることがあります。
高卒資格の場合
「学歴:高卒以上」と記載された求人の応募条件を満たす
履歴書の最終学歴欄には「〇〇高等学校 卒業」と記載できる
高卒認定の場合
募集要項に「高卒または高等学校卒業程度認定試験(高卒認定)合格者」「高卒程度」と記載されている求人では、高卒認定でも応募可とされるケースが多い
ただし、「学歴:高卒以上」とだけ書かれている求人で、高卒認定合格者をどのように扱うかは企業ごとの判断にゆだねられている
実際に応募する際は、「高卒認定合格者も応募可能かどうか」を事前に確認しておくと安心
公務員試験での違い
公務員試験では、「高卒程度」「大卒程度」などの区分が設けられていることが一般的です。
高卒資格の場合
多くの「高卒程度」区分の試験で、そのまま受験資格を満たします。
高卒認定の場合
多くの自治体や機関で、「高卒程度」として受験資格を認めている
ただし、試験区分や職種によっては、「高等学校卒業見込みの者」など、高校在籍を条件とするケースもあるため、受験案内での確認が必要
国家資格での違い
看護・福祉・医療・技術系などの国家資格の中には、受験資格として
高等学校卒業以上
指定の養成課程修了者
高等学校卒業程度認定試験(高卒認定)合格者 など
といった条件が設定されているものがあります。
高卒資格の場合
「高等学校卒業」を受験資格としている資格では、 高校卒業と同時に受験条件を満たすケースが多いです。
高卒認定の場合
多くの資格では、高卒認定合格者も「高卒程度」として受験資格が認められる場合がある一方、
高卒認定合格 + 一定期間の実務経験
高卒認定合格 + 指定の養成課程修了
など、追加の条件が必要になる場合もあります。
資格ごとの条件が細かく異なるため、具体的な資格取得を検討する際には、必ず公式の受験案内で「高卒認定合格者の受験条件」を確認する必要があります。
同じ「高卒程度」でも、高卒資格の方が有利になりやすい理由
ここまで見てきたように、「高卒資格」と「高卒認定」は、ともに高卒程度として進学や就職の場面で道が開かれることが多くあります。
一方で、実際の進学準備や就職活動、将来のキャリア形成を考えると、同じ『高卒程度』でも「高校を卒業して高卒資格を得ているかどうか」で、選べるルートや準備のしやすさに違いが出てくる場面もあります。
ここでは、お子様の将来を考えるうえで、「高卒資格の方が有利になりやすい」と言える主な理由を整理しておきます。
進学準備・推薦入試で有利になりやすい
まず、大きな違いが出やすいのが、大学・短大・専門学校への「進学準備」の部分です。
高校に在籍して卒業を目指す場合は、
担任や進路指導の先生による、進学相談や情報提供を受けやすい
学校から、オープンキャンパスや入試説明会の案内が届きやすい
調査書や推薦書が高校から発行されるため、推薦入試の出願がしやすい
といった形で、「在籍している高校」が進学準備のベースになります。
一方、高卒認定の場合は、高校に在籍していない(あるいは在籍期間が短い)ため、
自分で情報を集め、出願先や入試方式を選ぶ必要がある
高校を通じた指定校推薦や、学校推薦型選抜の一部には応募できないことがある
といった点で、一般入試や総合型選抜を中心に受験プランを考えていくケースが多くなります。
そのため、


高校という「所属」がある中で、先生と相談しながら進学準備を進めたい
指定校推薦や学校推薦型選抜など、利用できる入試方式を広く持っておきたい
という場合には、「高校を卒業して高卒資格を取る」ルートの方が、進学準備を進めやすく、有利になりやすいと言えます。
一般就職・待遇面での「わかりやすさ」
一般企業への就職や、入社後の待遇・昇進といった場面では、「最終学歴がどう書かれているか」が、分かりやすさの面で影響することがあります。
高卒資格がある場合は、
履歴書の最終学歴欄に「〇〇高等学校 卒業」と記載できる
企業の側から見ても、「高卒」としてすぐにイメージしやすい
という意味で、学歴が非常にシンプルで分かりやすくなります。
一方、高卒認定の場合は、
最終学歴は「中学校卒業」となり、そのうえで「高等学校卒業程度認定試験 合格」と記載する形になる
企業によっては、「高卒以上」と書かれた求人に、高卒認定合格者をどう位置づけるかを、個別に判断している
といったように、「書き方」や「扱い」について、説明や確認が必要になる場面もあります。
もちろん、なかには高卒認定合格者を高卒と同様に評価してくれる企業も多くありますが、
求人条件や社内の給与体系が、「最終学歴」をもとに決められている
書類選考の段階では、限られた情報で学歴を判断される
といった現実を考えると、「〇〇高等学校 卒業」と書ける高卒資格の方が、企業側にとってもイメージしやすく、学歴面での取り扱いもスムーズです。
将来の選択肢を広く保ちやすいという安心感
進路について考え始める時期には、「進学か就職か、まだはっきり決められない」というお子様も多く、「何をしたいのかはこれから探していく」というケースも少なくありません。
そのようなとき、
とりあえず高卒資格を取っておけば、大学・短大・専門学校への進学も、一般就職も、公務員試験も、基本的なスタートラインには立ちやすい
あとから「やっぱり大学に行きたい」「別の分野の専門学校に行きたい」と思ったときも、学歴の条件でつまずきにくい
という意味で、高卒資格を持っていることは、将来の選択肢を広く保つ“保険”のような役割を果たします。
高卒認定の場合も、多くの場面で「高卒程度」として道が開かれていますが、
進学や就職のたびに、「高卒認定が対象になっているかどうか」を募集要項で確認する必要がある
国家資格によっては、「高卒認定合格+実務経験」など、追加の条件が必要になることがある
といった点で、その都度、条件をひとつひとつ確認していく負担が生じます。
お子様の体調や状況によっては、「まずは高卒認定で受験資格だけ先に確保する」ことが最善になる場合もありますが、


長い目で見て選択肢を広く持っておきたい
将来の進路がまだはっきり決まっていない
という場合には、「高校を卒業して高卒資格を取る」ルートを検討してみる価値は大きいと言えるでしょう。
高卒資格を取得する方法
高卒資格は、全日制・定時制・通信制のどの高校でも、「高等学校を卒業する」ことで取得できます。
お子様の状況や学び方に合ったスタイルを選べるため、進路に迷ったときも安心です。
ここでは、それぞれの学校で、どのような形で高卒資格を目指していくのかを整理します。
全日制高校に通って取得
- 通学スタイル
-
平日の朝から夕方まで、毎日学校に通うスタイルです。
クラス単位で同じ時間割をこなしていきます。 - 学習方法・カリキュラム
-
多くが「学年制」で、1年ごとに決められた科目をまとめて履修します。
授業中心の学びで、テストや課題を通して理解度を確認していきます。 - 単位の取り方と卒業までの流れ
-
授業への出席と定期テスト・課題などの成績によって単位が認定され、1年ごとに必要な単位を修得しながら進級します。
3年間在籍し、卒業に必要な単位数を満たすことで高卒資格が得られます。 - 向いているケース
-
毎日通学できる体力があり、集団生活や行事も含めて「高校生活」を満喫したいタイプのお子様に向いています。
定時制高校に通って取得
- 通学スタイル
-
夜間や午前・午後など、時間帯を選んで通学するスタイルです。
働きながら学ぶ生徒や、昼間の通学が難しい事情のある生徒も多く在籍しています。 - 学習方法・カリキュラム
-
学校によって「学年制」と「単位制」があり、1日の授業コマ数を調整しながら少しずつ単位を積み重ねていく仕組みです。
- 単位の取り方と卒業までの流れ
-
全日制と同様、授業への出席とテストなどで単位が認定されます。
3年制の学校もあれば、4年以上かけて卒業を目指すカリキュラムの学校もあり、自分の生活に合わせて履修する科目数やペースを調整しながら単位を積み重ねていきます。
必要な在籍年数と単位数を満たすことで、高卒資格が得られます。 - 向いているケース
-
アルバイトや仕事と学業を両立したい、または時間帯を選んで通学したいお子様に向いています。
通信制高校に通って取得
- 通学スタイル
-
通信制高校には、大きく分けて「通信型」と「通学型」の2つのスタイルがあります。
通信型
在宅学習が中心で、スクーリング(登校)は年数回〜月数回程度というスタイルです。
自宅でレポート学習やオンライン授業を進めながら、必要なときだけ学校に通います。
通学型
週1〜5日ほどキャンパスに通い、対面授業やホームルームを受けながら学ぶスタイルです。
「通信制だけれど、できるだけ通学のリズムもほしい」というお子さに選ばれています。どちらのスタイルを選んでも、在籍校は通信制高校となり、卒業すれば同じ高卒資格が得られます。
- 学習方法・カリキュラム
-
通信制高校の多くは「単位制」を採用しており、科目ごとに単位を積み重ねていく仕組みです。
通信型
教科書や動画教材、オンライン授業などを使って自宅で学び、定められた期日までにレポート(課題)を提出します。
スクーリングでは、レポート内容の確認や実技科目の授業、テストなどを行います。通学型
在宅でのレポート学習にくわえ、キャンパスでの授業・演習を通して学びを深めます。
時間割にそって登校しつつ、レポートの進め方やテスト対策も、教員などから直接サポートを受けやすい形です。 - 単位の取り方と卒業までの流れ
-
通信制高校では、次の3つを満たすことで単位が認定されます。
① レポート(課題)の提出
② スクーリング(面接指導)への出席
③ 単位認定試験への合格これらを積み重ね、3年以上在籍しながら、学校ごとに定められた卒業必要単位数(74単位以上)を修得すると、高卒資格が得られます。
- 向いているケース
-
次のようなお子様に向いています。
毎日の通学が負担になりやすく、自分のペースで学びたい
登校経験や体調面の不安があり、「まずは在宅中心」からスタートしたい(通信型)
通信制の柔軟さを活かしつつ、友だちや先生と顔を合わせる時間も大切にしたい(通学型)
高校の学び方にはさまざまな特徴があり、どの方法を選ぶかによって負担やサポートの形も変わってきます。
より詳しく知りたい方は、次の記事も参考になります。
▶高校に通って高卒資格を取得する場合、「単位をどう積み上げるか」がとても重要になります。
学年制と単位制の仕組みの違い、卒業までの道筋を詳しく知りたい方は、「単位制高校とは?」の記事が参考になります。


▶途中から別の高校に入り直して高卒資格をめざす場合、「転入」と「編入」のどちらに当てはまるか」で必要な手続きや単位の引き継ぎが変わります。
今の学校からの移動を考えている方は、違いを整理した『高校の「転入」と「編入」の違いとは?』の記事をご覧ください。


▶通って卒業する方法といっても、学校のスタイルによって負担や学び方は大きく変わります。
全日制が難しい場合、「定時制」と「通信制」のどちらが合うのかを比較した記事が「定時制高校と通信制高校の違い」です。


高卒認定(高認)というもう一つの選択肢
高校を卒業して「高卒」の学歴を得る道とは別に、高校を卒業していなくても『高卒程度』の学力があると認めてもらう仕組みとして、「高等学校卒業程度認定試験(高卒認定)」があります。


高卒認定は、学歴そのものを「高卒」にする制度ではありませんが、高校に在籍していなくても、大学・短大・専門学校などへの出願につながる道を開くことができる仕組みです。
ここでは、高卒認定とはどのような試験なのか、どんなケースに向いているのか、そして選ぶ前に知っておきたい注意点を整理します。
高卒認定試験とは?
高等学校卒業程度認定試験(高卒認定)は、文部科学省が実施する国家試験で、「高校を卒業していない人が、大学・短大・専門学校の受験資格を得るため」の制度
(文部科学省「高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)」)
高卒認定に合格すると、大学・短大・専門学校などへの出願条件となる「高卒程度」の学力があると認められます。



つまり、学校に在籍していなくても、進学のための“扉”を開くことができる、ということです。
たとえば
中学卒業後に高校へ進学しなかった場合
体調や環境の変化などで、高校を途中で退学した場合
でも、高卒認定に合格すれば、再び「進学」という選択肢を持つことができます。
また、すべての科目に一度で合格する必要はなく、合格した科目は次回以降の試験で免除されます。
「少しずつ勉強して、段階的に合格を積み重ねていく」ことができるのも、高卒認定の特徴です。
なお、正式な最終学歴は「中卒」のままなので、履歴書に「高卒」と書けるわけではありませんが、自分で学び直しに挑戦し、合格までやりきった経験は、その後の進学や就職において大きな自信につながっていきます。
高卒認定は「高校を卒業しなくても、進学のための学力を証明できる」制度です。
試験科目・出願の流れ・最終学歴の扱いなど、仕組みを詳しく整理した記事が「高卒認定試験とは?」です。


高卒認定が向いているケース
高卒認定は、「高校に通って卒業する」以外の道を探したいお子様にとって、有効な選択肢となる場合があります。
たとえば、次のようなケースです。
高校の教室環境や登校ペースが負担になり、今の高校に在籍し続けるのが難しい
一度学校を離れているが、あらためて進学のチャンスを作り直したい
毎日通学する形ではなく、自宅中心の学習スタイルで学びたい
できるだけ早く大学受験の準備を始めたい
得意科目から少しずつ合格を積み重ねていきたい
また、通信制高校や定時制高校と組み合わせて活用するケースもあります。
たとえば、
通信制高校で日々の学習を続けながら、高卒認定の勉強を少しずつ進める
通信制高校で修得した単位によって、高卒認定の試験科目を一部免除してもらう
といった形で、「高校で学びながら、一部の科目だけを高卒認定で先にクリアする」という進め方を選ぶ生徒もいます。
体調や生活リズム、現在の在籍状況などによって、高校を卒業して高卒の学歴を得るのか、高卒認定の合格を目指すのか、どちらが無理のない選択かは、お子様の状況によって変わってきます。
まずは、お子様の状況と、今後の希望する進路を照らし合わせながら考えていくことが大切です。
通信制高校で高卒資格をめざす場合、「学びを続けやすい環境かどうか」がとても重要です。
学習スタイル・人とのつながり・サポート体制など、学校ごとに異なるポイントをデータで比較した記事は「通信制高校のメリット・デメリットをデータで徹底解説」です。


高卒認定を選ぶときに知っておきたい4つの注意点
高卒認定は、進学のための一つの有効な手段になる一方で、高校を卒業する場合との違いを、あらかじめ知っておくことも大切です。
ここまでの内容も含めて、高卒認定を選ぶ際の注意点をあらためて整理しておきましょう。
① 最終学歴は「中卒」のままになる
高卒認定に合格しても、最終学歴は「高等学校卒業」ではなく「中学校卒業」のままです。
履歴書には「〇〇中学校 卒業」「高等学校卒業程度認定試験 合格」といった形で記載することになります。
② 高校生活そのものの経験は得られない
高卒認定は「学力の証明」であり、「高校生活」を実際に経験することはできません。
クラスでの活動や学校行事、部活動、友人関係など、高校生活の中で得られる経験や人間関係は、高卒認定だけではカバーできない部分もあります。
③ 進学・就職のたびに条件の確認が必要
進学や公務員試験、資格取得、就職の場面では、高卒認定合格者も「高卒程度」として受験・応募できる場合が多くあります。
一方で、
推薦入試や一部の試験では対象外になることがある
国家資格によっては、追加の条件が必要になることがある
「学歴:高卒以上」と書かれた求人での扱いは、企業によって異なる
などの違いがあります。
具体的な進学先や資格・求人が決まったときには、必ず募集要項や受験案内で「高卒認定合格者の扱い」を確認することが欠かせません。
④ 一人で計画を立てて勉強を進める必要がある
高卒認定は、学校の授業や時間割に沿って勉強するのではなく、試験科目の選び方や学習計画、出願の手続きなどを自分で進めていく必要があります。
自宅学習が中心になるため、勉強のペース管理やモチベーション維持が課題になりやすい点も意識しておきたいところです。
必要に応じて、予備校や通信講座、塾など外部のサポートを活用する方法もあります。
通信制高校で「高卒資格」を取る3つのメリット
高卒資格は、全日制・定時制・通信制のどの高校を卒業しても同じように取得できます。
その中でも近年は、自分のペースで学べる“通信制高校”を選ぶ生徒が年々増えているのが特徴です。
文部科学省「学校基本調査(令和7年度速報)」によると、通信制高校に在籍する生徒は全国で30万5,221人。
高校生全体の9.6%(約10人に1人)にあたります。
通信制高校は、登校日数や学習ペースを柔軟に調整できるため、
不登校経験がある
体調やメンタル面に不安がある
毎日の通学が負担になりやすい
集団生活より落ち着いた環境が合う
といった生徒が、無理なく学び続けられる環境です。
ここでは、通信制高校で高卒資格を取る主な3つのメリットを紹介します。
① 自分のペースで学べる柔軟な学習スタイル


通信制高校の大きな特徴は、「単位制」で自分のペースで学びを進められることです。
在籍年数に縛られるのではなく、必要な単位を積み重ねていけば、時間をかけながらでも卒業を目指すことができます。
また、通信制高校には、在宅中心で学ぶ「通信型」、週何日かキャンパスに通う「通学型」など、学び方の違うコースがあります。
週0〜5日など、登校日数を自分に合うペースで調整できる
自宅で映像授業・オンライン教材を使って学習できる
体調や生活リズムに合わせて、履修する単位数や学習量を調整できる
といった仕組みになっているので、「朝がつらくて毎日通うのはむずかしい」「体調の波があって、決まった時間に授業を受けるのが不安」というお子様でも、無理のないスタイルで学習を続けやすいのが通信制高校の大きな強みです。
「単位制ってどういう仕組み?」と感じた方は、「単位制高校とは?」の記事で単位の取り方・卒業までの流れ・学年制との違いをわかりやすく解説しています。


② 人とのつながりを保ちながら安心して学べる
通信制高校は「一人で黙々と勉強する」というイメージを持たれがちですが、実際は対面・オンラインの両方で“つながり”を作れる仕組みが整っています。
担任・コーチ・カウンセラーによる継続サポート
チャットツールやオンライン面談での相談
通学型コースやイベントでの友人づくり
必要なときに頼れる大人がいる安心感
一人で受験準備を進めることが多い高卒認定と比べると、こうした「伴走してくれる大人がいる安心感」は、通信制高校ならではの特徴と言えます。
通信制高校の“つながりやすさ”や“サポート体制”について、もっと詳しく知りたい方は「通信制高校のメリット・デメリットをデータで徹底解説」の記事がおすすめです。


③ 費用負担を抑えて学べる
通信制高校は、他の学び方と比べて 経済的な負担を抑えやすいのも特徴です。
公立の通信制高校なら年間数万円ほど
私立でも「就学支援金制度」を利用することで実質負担が軽減
働きながら通えるため、自立を目指す家庭にも合いやすい
「学費が心配」というご家庭でも、制度を上手に活用することで、通いやすくなる場合があります。
通信制高校での学びが、自分らしく生きる力を育てる
通信制高校で過ごす時間は、単に「高卒資格を取るためだけ」のものではありません。
大切なのは、その過程で「自分を理解し、成長する時間」を過ごすことです。
環境が変わることで、新しい発見や、心の回復につながるきっかけが生まれやすいのも、通信制の大きな魅力です。
ここでは「学び直しの時間」が、お子様にどんな力を育てるのかを紹介します。
自分のペースで学び、自信を育てる
通信制高校では、学び方の「選択肢」が広く、お子様自身がどんなペースで・どんな方法で学ぶかを決めながら進めていくスタイルです。
たとえば
どの科目から取り組むか
どのくらいのペースで進めるか
どんな方法(動画・テキスト・質問)で学ぶか
こうした “自分で選んで進める経験” が増えることで、得意・不得意を自覚しやすくなり、自分に合ったやり方を見つける力が育っていきます。



全日制のように「みんなと同じスピードで進む」必要がないため、焦らず、自分のペースで取り組めるのも大きな安心材料です。
そして、小さな一歩を積み重ねることで、確かな自信につながります。



レポートを1つ提出できた



苦手な科目を最後までやり切れた



先生に質問できた
こうした “小さな成功体験” の積み重ねが、「自分にもできる」という自己効力感を育てていきます。
お子様の自己効力感がどのように育っていくのかについては、「子どもの自己肯定感を高めるには?」で詳しく紹介しています。


人とのつながりの中で「居場所」を見つける



通信制高校は一人で学ぶから、人間関係がないのでは?
そんなイメージを持たれがちですが、実際には違います。
通信型(在宅中心)の場合も、
担任の先生
メンター・コーチ
スクールカウンセラー
オンラインでつながる仲間
など、人との関わりがありますが、通学型の場合はさらに、教室での対面授業や登校時のやり取りなど、日常的に人と関わる機会が増えます。
学校で過ごす時間そのものが、人と関わる練習の場になります。
先生に質問してみる
登校日のクラスで会話が生まれる
困ったときに助けを求める
行事や活動で協力し合う
こうした経験を重ねることで、人に頼る力・協力する力が少しずつ育っていきます。
また、「自分を受け入れてくれる場所がある」「相談できる大人がいる」と感じられることは、お子様にとって大きな安心につながります。
通信制高校は、“孤独になりやすい学び方” というよりも、お子様なりのペースでつながりを育てていける場所といえます。
高卒資格の先に、人生の土台を築く
高卒資格は ゴールではなく、新しいスタートです。
通信制高校で過ごす時間は、単に「卒業を目指す」だけではありません。


学びの中で身につけた力は、進学や就職、そして社会に出てからの人間関係にもつながる大切な“人生の土台”になります。
通信制高校では、日々の積み重ねを通して
自分のペースで努力する力
困ったときに助けを求める力
人とつながり、支え合う力
自分で考え、進む力
といった “生きる力” が育っていきます。
お子様の心が整い、自信が育ち、未来への選択肢を広げていくこの時間は、まさに 「自分らしく生きる力」を育てる、かけがえのない時間です。
通信制高校での学びが、お子様が次のステージへ踏み出すための確かな土台になります。
通信制高校でのサポート体制と卒業後の進路
多くの通信制高校では、お子様が最後まで続けられるように学習・心理・進路をチームで支える体制があります。



続けられるかな?
卒業後はどうなるの?
と不安を感じている保護者の方にとって、サポートの質はとても大切なポイント。
この章では、学校で行われている支援をわかりやすく紹介します。
最後まで続けられるように支える仕組み
通信制高校は、よく思われがちな「自学自習で、一人で黙々と頑張るしかない」という学び方ではありません。
多くの通信制高校では、担任制・メンター制など“伴走型の支援” が整えられており、お子様が最後まで学びを続けられるよう、チームで支えています。
ここでは、学習・生活・心理面を支える具体的な仕組みを紹介します。
学習の進度管理 :「つまずき」を早めにキャッチ
レポート提出やスクーリングは、先生が進捗を見守りながら調整してくれます。
遅れが出た場合も
個別指導
補講
学習計画の見直し
などでフォローしてくれるため、置いていかれる不安が少ないのが特徴です。
定期的な面談・相談 : 生活・心理面まで安心
定期的な対面・オンライン面談を通して、学習だけでなく生活や心の状態も含めて相談できます。
学習の不安
生活リズム
メンタル面の悩み
こうしたことを気軽に話せるのは通信制高校にカウンセラーや専門スタッフがいる大きな強みです。
孤立しない環境づくり :「一人で抱え込まない」
通信制高校では、学び方に合わせて“孤立させないための仕組み”を整えています。
在宅中心で学ぶ「通信型」の場合は、先生やスタッフがオンラインでこまめに声をかけ、必要なときにすぐ相談できるようにしている学校もあります。
一方、週1〜5日で通学する「通学型」の場合は、登校時のやり取りや対面授業の中で自然に先生とつながれるため、日常的に見守られている安心感があります。
いずれの学び方でも、
先生が定期的に状況を確認してくれる
必要なときにすぐ相談できる
誰かが見守ってくれている
といった環境を整えている学校が多く、「孤立せずに続けられる」「何かあっても立て直せる」という安心感につながります。
通信制高校は、お子様が無理なく、自分のペースで学びを続けられるよう、さまざまな仕組みでサポートしています。
通信制高校のサポート体制について、学校による違いなどを詳しく知りたい方は、「通信制高校のメリット・デメリットを徹底解説」の記事をご覧ください。


卒業後の進路を支えるキャリアサポート
通信制高校を卒業した後の進路は、大学・短大・専門学校・就職など、幅広い選択肢があります。



通信制だと進学できないのでは…?
と不安に感じる方もいますが、実際にはそんなことはありません。
多くの通信制高校では、生徒一人ひとりの目標に合わせて、将来まで見据えたキャリアサポートを行っています。
個別の進路サポート : 一人ひとりに寄り添った計画づくり
進路指導の中心となるのは、担任・キャリア担当による個別面談。
どの進路が合っているか
どんな入試方法が向いているか
いつまでに何をすればいいか
を一緒に整理しながら、無理のない計画を立てていきます。



特に通信制高校は、AO入試・総合型選抜・推薦入試と相性がよいのが特徴。
日々の学びや活動が評価されやすいため、進学ルートが広がります。
進学実績 :通信制でもしっかり進学できる
たとえばID学園でも、これまでに大学・短大・専門学校への進学を実現した生徒が多数います。


「学びのスタイルが違うだけで、進学の可能性が狭まる」ということはありません。
むしろ、自分に合った学び方だからこそ、目標に向かって努力できる生徒も多いのです。
資格取得・就職支援 :社会に出る準備もサポート
進学だけでなく、資格取得や就職を目指す生徒向けの支援に力を入れている学校も多くなっています。
履歴書の書き方
面接練習
企業・専門学校との連携講座
インターン紹介
など、社会に出るための準備を学校が一緒にサポートします。
「進学だけでなく、就職にも備えておきたい」といったご家庭にも安心です。
通信制高校は、お子様が「卒業したあと、どう生きていくか」を見据えて学びからキャリアまで一貫したサポートを行っています。
通信制だからといって進路が狭まることはなく、むしろ 自分に合ったペースで力を伸ばせる ことが大きな強みです。
通信制高校から大学進学を目指す具体的なルートや、学校選びのポイントについて知りたい方は、「通信制高校から大学進学は可能?」の記事をご覧ください。


保護者が安心できる支援の仕組み
通信制高校では、学校と家庭がしっかり連携できる体制 を整えています。



学校でどんな様子なのかな
今、どんなことに悩んでいるのかな
保護者の方が気になるポイントを、学校側が丁寧に共有してくれるため、お子様の成長を安心して見守ることができます。
定期的な面談・レポートで様子がわかる
多くの学校では、
保護者面談(対面・オンライン)
定期レポート(学習状況・生活リズム・出席状況など)
を通して、学校でのお子様の様子を伝えてくれます。
特に通信制高校は、学び方が多様な分、家庭と学校で情報を共有しながら支える姿勢を大切にしています。
家庭での声かけがしやすくなる
お子様の
学習の進み具合
生活リズム
心の状態
といった情報を学校と共有してもらえることで、ご家庭でも声をかけるポイントやタイミングがつかみやすくなります。



最近は頑張れているな



ちょっと疲れているようだから、休息を優先しよう
など、保護者の方が適切に見守りやすくなるのは大きなメリットです。
“先生と家庭で支える”安心感
学校が家庭との連携を大切にすることで、
保護者の安心感
お子様の信頼感
学校への相談のしやすさ
が自然に生まれていきます。
「家でも学校でも支えてもらえる」
そう感じられる環境は、お子様が自分らしく学び続けるための大きな支えになります。
卒業後も続くつながりと成長の機会
通信制高校で築いたつながりは卒業したら終わりではありません。
これからのお子様の人生を支える “拠りどころ” として、大きな意味を持ち続けます。
学校によっては、
卒業後の進路相談(大学・専門学校・就職の悩み相談)
OB・OGによるスピーチや講話(先輩のリアルな体験談を聞ける)
同窓会や卒業生イベント(仲間や先生との再会の場)
困ったときに戻れる「居場所」 としての学校の開放
など、卒業後もゆるやかにつながれる仕組みを大切にしています。
通信制高校で過ごした時間は、学びだけでなく、人との関係性・自己理解・自信といった “生きる力” を育てる貴重な時間です。
高校時代につくったつながりや経験は、これから進む進学・就職・人間関係の中でも、お子様を支え続けます。
そして「困ったときには帰ってこれる場所がある」という安心感は、お子様が 自分を信じて一歩踏み出す力につながっていきます。
高卒資格についてよくある質問|Q&A
- 通信制高校を卒業すれば本当に“高卒”になりますか?
-
はい。文部科学省が定める高等学校課程を修了すれば、通信制・定時制・全日制のいずれも同じ「高卒資格」です。
履歴書にも正式に「〇〇高等学校 卒業」と記載できます。詳しくはこちらをご覧ください。
▶通信制高校に通って取得 - 高卒認定だけでは就職に不利ですか?
-
高卒認定は「高卒程度の学力を証明する資格」であり、最終学歴は「中学校卒業」のままです。
そのため、「学歴:高卒以上」といった学歴としての高卒を条件にしている求人では不利になる場合がありますが、「高卒程度」「高卒または高卒認定」などと書かれた求人では応募できるケースもあります。就職での扱いは求人ごとに異なるため、気になる場合は必ず募集要項を確認することが大切です。
詳しい違いは、こちらにまとめています。
▶高卒資格と高卒認定(高認)の違い - 高校を中退した場合、もう一度入学して卒業資格は取れますか?
-
はい、可能です。
高校を中退していても、「編入」 という形で別の高校に入り直し、前籍校で修得した単位を引き継いで卒業を目指せます。
どのくらい単位が認められるかは学校によって異なります。
無理なく通える学校を選ぶことが、卒業への近道になります。【公式】ID学園高等学校_生徒の個…
通信制高校への編入ガイド|親が知っておきたい手続きとサポート方法 | 【公式】ID学園高等学校_生徒の個性… 通信制高校への編入をわかりやすく解説。手続きの流れ、必要書類、単位の引き継ぎ、入学後のサポートまで、再スタートを考える保護者の方に向けて詳しく紹介します。 - 社会人でも通信制高校に入れますか?
-
はい。年齢制限はありません。
社会人・主婦・フリーター・定時勤務の方など、幅広い年代が学び直しの場として通信制高校を選んでいます。学費の負担を抑えられる学校も多く、「働きながら高卒資格を取りたい」という方にも適した学び方です。
- 在学中に高卒認定試験を受けることはできますか?
-
できます。
通信制高校などに在籍しながら高卒認定試験を受けることも可能で、合格した科目は次回以降の試験で免除されます。
また、在籍している高校で取得した単位によって、一部科目の受験が不要になる場合もあります。ただし、併用の仕方やメリット・注意点は、お子様の状況や学校のカリキュラムによって変わります。
詳しい仕組みや注意点は、以下で整理しています。
▶高卒認定(高認)というもう一つの選択肢 - 高卒資格を取るまでにどのくらいかかりますか?
-
基本は 最短3年間 です。
ただし、中退経験がある場合は、前籍校の単位を引き継ぐことで 期間が短縮 されることがあります。年齢や状況にかかわらず、「あと何単位必要か」を確認することがスタートになります。
- 高卒資格を取ると、どんな進路が開けますか?
-
高卒資格があれば、大学・短大・専門学校への進学だけでなく、一般企業への就職や、多くの公務員試験・資格試験に応募できるようになります。
中卒の場合と比べると、応募できる求人数や進学先の種類が大きく増えるのが特徴です。進学や就職の場面で「高卒」がどのように求められるかは、以下で詳しく紹介しています。
▶「高卒」が求められる理由
まとめ|高卒資格は、未来の可能性を広げる第一歩
「高卒資格」は、単に学歴を得るための通過点ではありません。
学びの過程そのものが、お子様が自分の力で未来を切り開いていくための“土台” になります。
通信制高校での学びは、
自分のペースで取り組む経験
小さな成功体験の積み重ね
人とのつながりの中で育つ安心感
を通して、お子様が「自分にもできる」という自信を取り戻す時間でもあります。
卒業後は、進学・就職・資格取得など、選択肢が大きく広がります。
高校での経験や、人との関わりの中で育った力は、社会に出たあとも確かな財産となります。
どんな状況からでも、一歩を踏み出せば“未来の可能性”は必ず広がっていきます。
【ID学園】高卒資格の取得を“自分らしい未来”につなげる「ID型夢教育」
ID学園では、高卒資格を「ゴール」ではなく、その先の人生につながる “スタート” として位置づけています。
卒業そのものよりも、「学びを通してどんな力を身につけられるか」を重視しています。
ID型夢教育は、生徒一人ひとりの “好き・得意” を出発点に、夢を見つけ → 育て → 形にし → 発信するまでを段階的にサポートする学びの体系です。
個別面談で「好き・得意・価値観」を整理し、自己理解を深める
特別活動や学校行事など、日常のなかで“可能性に気づく機会”を提供
地域・企業と連携した探究、社会課題への挑戦など、実社会に触れる学びが充実
探究成果の発表を通じて自己表現力・プレゼン力を育て、総合型選抜(AO入試)など進学にもつながる経験として活かせる


ID学園が大切にしているのは、お子様が「自分の価値を感じられる経験」を積み、“ありがとうを集める人”として社会に巣立っていくこと。
高卒資格の取得とキャリア教育の両方を通して、お子様が「自分らしく生きる軸」を見つけられる環境が整っています。
もし「子どもには、自分らしく活躍できる力を身につけてほしい」と感じられたなら、ぜひ説明会や学校見学に参加してみてください。































