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ID学園高等学校
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通信制高校は実際どんな感じ?学校生活や授業内容を紹介します

通信制高校を検討する中高生は、さまざまな事情で高校へ進学できなかったり入学した高校が合わなかったりした経験を持っています。
最も気になるのは「どんな生徒が集まるのか」「どんな雰囲気なのか」「どんな授業なのか」といった実際の高校生活の様子ではないでしょうか。
この記事では、学校生活や授業について解説し、例としてID学園高等学校の1日のスケジュールもご紹介します。

通信制高校は実際どんな感じ?学校生活や授業内容を紹介します

通信制高校の学校生活は実際どんな感じ?

毎日学校へ登校する必要がなく、自宅での自習がメインでも高校卒業を目指せる通信制高校。

これまで中学校や全日制高校のシステムでしか過ごしたことのない方にとっては、学校案内の資料を読んでも、なかなか通信制高校での毎日の様子をイメージできないかもしれません。
まずは通信制高校とはどんな学校かを解説していきます。

基本的には自宅で学習して単位が取れる

毎日学校へ通い、クラス単位で授業を受ける全日制高校と違い、通信制は自宅での学習が基本となります。
オンライン学習をメインに授業を受けながら先生とのコミュニケーションを重ね、いずれ週に何日か登校する通学型へ移行、というケースも学校によっては可能です。

たとえ学習をさぼっても怒られない分、単位が取れずに困るのは自分なので自己管理が大切です。
プライベートと学習時間のメリハリをつけて生活リズムを整えましょう。

スクーリングや通学頻度は学校によって違う

通信制では登校することを「スクーリング」といい、卒業するためには最低でも年に数回のスクーリングに参加しなくてはいけません。

スクーリングは、週に1〜5日登校という全日制に近いスタイルから、年に1度、5日程度の合宿や登校日に参加すればよいというものまで、学校や選択するコースによって大きく異なります。自宅学習では理解しきれない疑問点などを直接教えてもらえる機会と捉えるとよいでしょう。

登校や人間関係に不安を抱えた生徒の場合、スクーリング日数が多いと負担を感じ、高校生活の継続が困難になってしまう可能性があります。遠方のスクーリングしかない場合は、宿泊費や交通費が高額になることも。

スクーリング自体は参加必須であるため、学校選択時にはスクーリングのタイプをよく確認しておきましょう。

また、通信制には部活動や行事があまりないイメージかもしれませんが、充実した高校生活を送ってもらうために、文化祭や体育祭、修学旅行などの行事に力を入れている高校もあります。

レポートの提出が必須!

通信制高校ではレポートの提出が必須であり「毎日の学習はレポート作成を中心に考えるべき!」というくらい重要なものです。

レポートというと大学生の論文のような形式をイメージしがちですが、実際は穴埋め問題に近く、教科書や教材を見ながら取り組めば解ける難易度であることがほとんどです。

単位修得のために必要な単位認定試験を受けるには、レポートがしっかり提出されていることが前提です。提出期日に気をつけながら取り組んでいきましょう。

レポートは郵送での提出を基本としている学校が多く、先生の添削後に返ってきます。単位認定試験はレポートの内容から出題されることが多いため、返却されたレポートはテスト勉強のために取っておくことがポイントです。

必要単位数と在籍年数3年をクリアしたら卒業できる

通信制高校を卒業するには、次の3つを満たす必要があります。

  1. 3年間以上の在籍
  2. 74単位以上の修得
  3. 特別活動への30単位時間以上の参加

日頃の学習は自宅学習がメイン、もしくは通学型コースを選択していても欠席や遅刻は成績などにひびかないですが、参加が必須とされている特別活動とスクーリング。そして単位認定試験には参加しないと卒業が難しくなります。

必要なスクーリングに参加しつつ、「3年以上の在籍期間中に74単位を修得する」のが卒業のための大前提です。

高校へ3年以上在籍しなくてはなりませんが、別の学校から通信制へ転入・編入してきた場合、前籍校での期間と合算が可能です。
通信制で得られる高校卒業資格は全日制や定時制と同じもの。

卒業自体を目標とする生徒が多いですが、もちろん通信制高校から大学進学も目指せます。早いうちから大学進学を考えている場合は、進学コースを設けている学校を選ぶと受験勉強もスムーズです。

実際の1日のスケジュール

通信制高校では自由にスケジュールを立てられるのがメリットですが、実際の1日がどんな感じかはなかなか想像できないですよね。
学習管理に不安がある方も多いかもしれません。
ここでは、ID学園高等学校の生徒さんを例に、1日のスケジュールをご紹介します。
実際のスケジュールを見て自分に置き換えながら、今後の参考にしてみてください。

ID学園高等学校ではどんな授業があるの?

ID学園では、教室ごとに開講されている授業から好きなものを受講できます。中学校の学び直しはもちろん、数学や英語はハイレベル向けも用意されており、生徒一人ひとりのレベルに合わせた時間割の作成が可能です。

通信制高校はどんなところ?どんな人が通ってる?資格取得はできる?

通学型なのか通信型なのかで時間の使い方は変わってきます。

通信型の場合は自宅での学習が基本となるため、自分で目標とスケジュールを立て、それに沿って学習を進める必要があります。

通学型コースの場合は、対面で直接授業に参加してもいいですし、体調不良などで登校が難しかったり、自分の登校曜日以外はオンラインで授業に参加することも可能です。

レポートに関する学習はレポート解説動画を見ながら自習をすすめられます。

通学型コースの1日のスケジュール例

ID学園では、通学コースだけでも5コースが設けられています。

  • 通学型 週1日コース
  • 通学型 週3日コース
  • 通学型 総合進学コース(週5日)
  • 通学型 グローバルコース
  • 通学型起業・ビジネスコース

週に5日通学するとほぼ全日制のようなスケジュールですが、自分の希望に合わせて通学日数を調整できます。

週1・週3コースの場合は、「通学する日」と「通学しない日」があるため、1日の過ごし方も異なります。

【通学する日の場合】

7:00起床
9:10登校 HR参加
9:35午前授業 参加
12:10昼食
12:50午後授業 参加
15:45下校・自由時間
19:00夕食
20:00自由時間・受験勉強
22:30就寝

【通学しない日の場合】

7:00起床
9:10オンラインHR参加
9:35午前授業 オンライン参加
12:10昼食
13:00アルバイト・趣味・自習など
19:00夕食
20:00自由時間
22:30就寝

通学しない日でも午前中にオンラインでHRや授業を入れているため、大きな生活リズムの乱れがなく過ごせるスケジュールです。通学とオンライン、両方の良さを体感できます。

通学に不安がある場合は、まずは少ない通学日から始めてみるとよいでしょう。

通信型コースの1日のスケジュール例

【午前中にオンライン授業参加の場合】

7:00起床
9:10オンラインHR参加
9:35午前授業 オンライン参加
12:10昼食
14:00アルバイト
19:00帰宅・夕食
20:30趣味・自習時間
22:30就寝

朝からオンラインでHRと授業に参加することで、規則正しい生活リズムで毎日を過ごせます。午後の時間はアルバイトに使い、夜に自分の時間も作れるスケジュールです。

【自習タイプの場合】

7:00起床
9:00トレーニング
13:00昼食
14:00トレーニング
19:00帰宅・自由時間・夕食
20:00ID学園配信「オンデマンド授業(レポート解説授業)※動画」を視聴しながらレポート作成
22:30就寝

スポーツなどに打ち込んでいる場合は、午前と午後にしっかりトレーニングの時間を確保できます。夜に自習時間を作り、レポート作成を進めるスケジュールです。

ID学園の「オンデマンド授業」は録画授業のため、自分の集中できる時間にあわせて授業を観ながら学習できます。

ID学園での1日について、さらに詳しい内容はこちらから

≫ 通信制高校の1日のスケジュールをご紹介!時間の使い方・生活リズムは?

通信制高校はどんなところ?

全日制に行けないから通信制に行くのではなく「通信制高校だから実現できる」といういくつかのポイントがあります。

私立の通信制高校では、生徒一人ひとりへのサポートが充実しているところが多く、勉強や進路についての小さな不安もすぐに相談できる環境が整っています。カウンセラーが心のケアをしてくれるのも魅力の一つです。

ユニークなカリキュラムで学べる

通信制高校には豊富なカリキュラムが用意されており、必履修科目以外は自分の好きなものが選べます。興味ある分野を学べて単位修得にもつながるというのは、学習意欲が高まるはずです。

全日制の授業では考えられないような、専門的な授業が開講されていることもあります。

学校によっては、音楽・美容・ゲーム・デザイン・調理・医療などの分野で専門学校を先取りしたような深い学びができます。

現役で活躍する専門職の方を講師として招いた授業では、貴重な体験に夢が広がることでしょう。

目指す職業が決まっている場合は就職への近道となり、特に意識していない場合でも、専門的な授業に触れられることで興味の幅が広がるきっかけになります。

仕事に直結した資格を取得できる

専門的な資格を取得できる通信制高校が多くあります。

漢字検定や英検、TOEFL、iBTなど、進学にあるとよい資格から、美容師などの仕事に直接結びつく資格まで取得できたり受験資格を得たりできます。さらにはインターンシップ体験までできることがあるのです。

インターンシップというと、大学生が企業体験をするイメージですが、近年では高校も積極的に取り入れてきています。

やりたいことに集中できる

スクーリングと特別活動以外の通常授業は基本的に自由参加で、欠席・遅刻は成績や卒業にはひびかないため、自分の体調や学習の進捗状況に合わせて学習のスケジュールがくめたり、空いている時間に自習時間を入れるなど自由に時間を使えることが大きな魅力です。

家計のため、あるいは将来の仕事に役立てるため、空き時間にアルバイトをする生徒も少なくありません。

療養中やスポーツ遠征などで、全日制では出席日数の関係で高校卒業を諦めなければいけなかった生徒でも、通信制でなら無理なく卒業を目指せます。

「好きなこと、今しかできないことに早く打ち込みたい」「夢を叶えたい」という強い思いがあるのであれば、通信制高校が向いているかもしれません。

夢の実現のためなら、学習にもコツコツと取り組めるのではないでしょうか。

どんな人が通ってるの?

通信制高校にはどんな人が通っているのでしょうか。

働きながら高校卒業を目指す場合があるため年齢層は幅広く、中には50代・60代の生徒もいます。通信制高校に入学しないと出会えなかった、人生経験豊富なメンバー達と交流できるのも貴重な体験です。

通信制を選択する理由はさまざまですが、ここではその一例を見てみましょう。

学校以外の目標がある人

例えば、スポーツなどで高みを目指し、練習や大きな大会への参加のために学校へ通うのが難しい場合。芸能活動であれば、変動的なスケジュールのため、決まった時間の授業がなかなか受けられない人もいます。

そのような生徒たちが、目標に全力で打ち込みながら高校での学びを諦めずに済むよう、通信制高校では個人に合わせたカリキュラムを作ることができます。

全日制の時間割に体調が合わない人

規律性障害などの症状で朝起きることが難しく、全日制高校の朝から夕方までみっちり組ま時間割がくまれているカリキュラムに身体が合わないという方の多くは、欠席や遅刻が成績にひびかない通信制高校に入学し、自分の体調のペースに合わせて学習をすすめています。

不登校の経験がある人

中学校で不登校だったり、全日制高校が合わずに不登校になったりした経験がある場合、いきなり全日制で毎日学校へ通うのは、心理的な不安が大きいものです。

また、学習ブランクがあって学力的についていけるのか、という問題があるかもしれません。

通信制高校では、中学時代の学習範囲から学び直すことができ、疑問点は質問できるのが嬉しいところ。置いていかれるような感覚に陥らずに、自分のペースで学力アップを目指せます。

一つひとつの「できた」という成功体験が自信につながるため、大学進学も無理ではありません。

全日制高校から転入、編入した人

全日制に通っていたものの、学校が合わずに全日制へ転入・編入するケースが多くあります。クラスや部活での人間関係に疲れ切ってしまい、友達作りに煩わしさを感じている人もいるでしょう。

決められたスクーリングにさえ参加すれば、基本は自宅学習なのが通信制の魅力。全日制や定時制に比べ、他の生徒との関わりが大幅に減ります。集団で授業を受けるのに抵抗があっても無理なく高校生活を送れます。

また、通信制では転入生・編入生を随時受け入れている場合が多く、時期を問わず新しく生徒が増えていく環境です。社会人が仕事をしながら高校へ通うこともあります。みんなの輪に入れずに孤独を感じたり、もの珍しい目で見られたりすることはありません。

一方で積極的に友達を作りたいならば、スクーリングの際に声をかけてみるとよいでしょう。思わぬ共通点が見つかり、永く付き合える友達ができたという声も耳にします。

まとめ

通信制高校は、自分のやりたいことと高校卒業資格のための学習を両立できる場所です。
自分の関わり方次第で、卒業時に就職へ有利な資格を手に入れることも、全日制以上の効率的な受験勉強を進めることもできます。
学校によって特色が大きく異なるため、学習を続けられるか、楽しいと思えるかは学校選びが鍵となります。
インターネット上に通信制高校の情報はたくさんありますが、気になる学校は学校説明会やオープンキャンパスに積極的に参加して、自分の目で確かめるべきです。イベント時以外に見学が可能ならば、普段の学校の雰囲気や授業の様子を垣間見れるチャンス。
納得いく学校選びをできるかどうかが、充実した高校生活と将来につながるのではないでしょうか。

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