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ID学園高等学校
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通信制高校も指定校推薦で大学に進学できる?

通信制高校への入学を検討する際、大学受験について不安を感じる方も多いのではないでしょうか。通信制だからといって大学受験に不利だということはなく、全日制同様に指定校推薦による進学も可能です。

「指定校推薦」は大学入試時の推薦方法の一つであり、大学が認定した高校に入学枠を一定数与えることで、優秀な生徒を獲得する仕組みです。私立大学・公立大学を中心に多くの学校で導入されています。

今回は、通信制高校における指定校推薦の取り方やメリットなどについて解説します。

目次

通信制高校から指定校推薦は取れるのか?

以前は、指定校に選ばれる高校の多くは全日制だったものの、近年では通信制高校も増えてきました。その理由は、通信制でも大学進学に力を入れる学校が増えてきたためです。中には、大学・短大・専門学校あわせて300以上もの指定校枠をもらっている通信制高校もあります。

このように、指定校推薦は全日制だけのものではなく、通信制でも進学手段の一つとして考えられるようになっているのです。

ただし、指定校推薦枠の人数は年度によって異なる場合があるため、事前に確認が必要です。通信制高校選びの際は、志望大学の指定校推薦枠がある学校を選ぶと進学の幅が大きく広がります。

指定校推薦では、大学側と高校との信頼関係によって成り立っているため複数年度によって継続することが多いです。そのため、通信制高校でも指定校推薦を行っている大学を公開しているので、たいていの場合ホームページなどで調べることができます。

指定校推薦で大学進学するとはどういうこと?

指定校推薦とは

一般的に大学に指定された高校の推薦枠のことを指します。これに対して公募推薦という制度があり、いずれも高校の中での選考があり、内申点などから総合的に判断されます。合格率が高いことから人気の制度にはなりますが、医学部など一部では高倍率による不合格ということもあります。

文部科学省の調査によると、2020年度に大学に入学した全体数に対し、推薦入試(現・学校推薦型選抜)・AO入試(現・総合型選抜)が占める割合は48.8%でした。特に私立大学においては56.6%であり、一般入試よりも多いとわかります。それほど推薦入試は受験において大きな選択肢となっているのです。

令和2年度大学入試 推薦入学者の割合

国立大公立大私立大
推薦入試
(現・学校推薦型選抜)
12.4%25.3%44.4%38.4%
AO入試
(現・総合型選抜)
4.2%3.3%12.1%10.4%
参照:「令和2年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要」.文部科学省.2021-03-31
https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/2020/1414952_00002.htm

指定校推薦では、大学と指定校(高校側)の信頼関係が根底にあります。大学側は、過去の進学実績などをもとに指定校を決定し、推薦枠を与えます。一方の指定校側は、指定校推薦枠の希望者を募り、校内で選考を進めます。

指定校推薦では面接などの試験を経て合否が決まりますが、校内選考を勝ち抜いた生徒が不合格となる確率はかなり低いです。指定校推薦では専願を条件としている場合も少なくないため、選考過程の中で一般の大学受験勉強を一部制限されることも鑑みて大学側もかなり高い合格率を保証するケースが一般的です。

指定校推薦で進学するメリット

指定校推薦での進学は次のようなメリットが挙げられます。

  • 合格率が高い
  • 受験費用を抑えられる
  • 時間を有効に使える
  • レベルの高い学校を目指せる

一つずつ見ていきましょう。

合格率が高い

まずはなんと言っても合格率の高さです。指定校推薦を得られるのは、一定基準をクリアし、且つ高校内の選考を通過した生徒。

面接などの試験はあるものの、実際はほぼ合格できるというのが大きな魅力です。

受験費用を抑えられる

大学入学が決まると、授業料をはじめ学費を用意する必要がありますが、実際は受験の段階から費用が発生します。

1校出願するのに3万円かかるとすると、大学を受ける分だけ費用が上乗せされます。場所によっては毎回交通費や宿泊費がかかることも。

指定校推薦ならいくつも受験費用をかけることなく経済的です。

面接がメインの試験となるため、予備校に通う必要もなくなるでしょう。

時間を有効に使える

指定校推薦は、10月頃までに校内での選抜がおこなわれ出願し、面接などの試験の後、12月頃には合否がわかるという流れです。

高校卒業時期まで合否がわからない一般入試に比べ、年内に合否がわかるため、大幅に早く進路が確定します。

数ヶ月単位で自由な時間ができる分、自分の興味のある専門分野について学習を進めるなど、有意義に過ごすことが可能です。

レベルの高い学校を目指せる

指定校推薦では1回の試験結果で候補者を決めるのではなく、高校在籍期間を通しての成績が評価対象となり、地道に学習を重ねてきた生徒が正当に評価されます。

そのため、一般入試では受けるのが難しいレベルの大学でも、指定校推薦であれば入学できるチャンスがあるのです。

それと同時に、大学入学後の授業についていけるよう、一般入試相当の学力を身につけておく努力は必要です。

指定校推薦で進学するデメリット

指定校推薦の良さを知る一方で、デメリットとして考えられるのは何でしょうか。

  • 志望大学の推薦枠があるとは限らない
  • 専願(単願)が条件
  • 入学辞退や中退ができない

マイナス面にも目を向けておくと、後で焦ることなく、事前に自分に合う選択肢かどうかを見極めることができます。

志望大学の推薦枠があるとは限らない

指定校推薦は私立大学・公立大学で主に採用されており、国立大学を志望する場合には有効な手段とは言えません。また、私大希望であったとしても、自分が志望する大学の指定校枠があるとは限らないと理解しておく必要があります。

通信制高校を選ぶ際は、自分の目指す大学の指定校枠があるかを確認しましょう。

指定校枠を持つ大学の一覧が公表されている高校であれば把握できますが、学校説明会やオープンキャンパスでは直接質問できる機会があります。学校の雰囲気を体感する目的も兼ねて、積極的に参加するのがおすすめです。

専願が条件

指定校推薦では多くの場合「専願(単願)」が条件とされています。

専願とは、簡単に言うと他の学校の入試を受けてはいけないということです。指定校推薦を受けるのであれば、「他の大学も受験しておいて後から好きな方を選ぶ」ということは原則としてできません。

少し噛み砕いて紹介すると、大学側は学力試験による公平な入試制度を設けています。ただし当日は病気などの原因で実力が発揮できなかったり、学力と入試合格は絶対的に相関するものではありません。

指定校推薦はそんな中でも、高校生活を通して勤勉で優秀な生徒が特定の大学を志望しているのであれば、特別に入学試験を免除しても受け入れる体制として大学側が用意している受け入れ体制になります。当然全員をそうして受け入れることはできないので限定的な人数が対象になります。

大学側としては、入学試験の受験料などを省略しているので、当然専願のような志望度の高い生徒に入学して欲しいので、専願が条件となることは当然のこととも言えるでしょう。

大学へ入学することだけが先行してしまっていないか、自分の目指す将来についてよく考えてから指定校推薦を検討しましょう。

入学辞退や中退ができない

指定校推薦は、大学と指定校との信頼関係で成り立っています。

そのため、合格したからには入学し、卒業を目指す必要があります。

仮に入学辞退や中退となった場合は、翌年から指定校推薦枠がなくなってしまうなど、高校の後輩に迷惑がかかる可能性があります。

通信制高校で指定校推薦を得る条件とは?

指定校推薦を得るためには、学校が定めている基準をクリアしなくてはなりません。

推薦枠は人数が決められており、たいてい数人程度です。人気の大学の場合は、必然的に希望者が多くなるため、まずは高校内での選考に勝ち抜く必要があります。

多くの高校では、これまでの成績と学習態度を重要視しています。

通信制高校でいうと、次のような項目です。

  • レポートの提出状況
  • スクーリングへの参加状況
  • テストの成績
  • 学校生活の様子

短期間の成績で推薦が取れるわけではなく、在籍期間すべての様子と成績が評価対象です。日々の学習にコツコツ取り組む姿勢が大切だと意識しておきましょう。

指定校推薦で落ちる場合があるのか

原則、指定校推薦を受けたのにも関わらず、不合格ということはありません。冒頭でも述べたように、医学部などの一部高倍率の稀な例を除いてほとんど合格すると考えて良いでしょう。

また、指定校推薦制度では国公立の大学はめずらしい例となっておりほとんどの場合が私立大学です。この制度は「この高校の推薦する生徒であればほぼ間違いなく大学内でも成果を出してくれるだろう」という大学側の信頼をもとに成り立っています。

そういった背景があるために、入学試験を省いても入学を受け入れる生徒としてみなされることができます。繰り返しにはなりますが、大学側にとっては高校の代表として先輩方や高校の歴史を鑑みて評価されているため、入学辞退や併願などの選択肢は自然とできないと考えることができます。

ID学園高等学校で取得できる指定校推薦

ID学園は2020年に開校した新しい学校のため、指定校推薦数はまだ多くはないですが、大学進学を目指す生徒の割合が8割近くおり、今後指定校推薦数を増やしていく方針です。

ID学園の指定校一覧を見る>>https://id.ikubunkan.ed.jp/blog/14877/

海外大学への進学を目指す人必見!ID学園はアメリカで指定校推薦入学100%を目指せる「U.S.デュアルディプロマプログラム」の通信制高校初導入校。

ID学園は、通信制高校でデュアルディプロマプログラム(DDP)を導入した、日本初の学校です

このプログラムの概要と取得のメリットについてご紹介します。

U.S. デュアル ディプロマ プログラム(DDP)が取得できる

「U.S. デュアル ディプロマ プログラム(DDP)って何?」と疑問に思う方も多いでしょう。

「デュアル ディプロマ」とは「2つの国の2つの卒業証書」を意味し、日本国内の高校に通いながら、オンラインでアメリカの高校も同時に卒業できるというプログラムです。

高校1年生、2年生が対象で、授業は英語で実施されます。

プログラムを通してアメリカの高校(PCD)の卒業資格を得るには24単位が必要で、次の2つの条件を満たさなくてはいけません。

  1. アメリカの高校(PCD)で9科目6単位を履修
  2. ID学園高等学校で取得した18単位をPCDが単位認定

PCDの授業を履修するには、ID学園内でオンライン授業を受けます。

週4時間のセルフスタディ + 週2時間(50分×2セッション)のオンラインライブ授業、あわせて週6時間分がプログラムに組み込まれています。

1単位の修得には4ヶ月程度かかるため、6単位を取得するには約2年間が必要です。

19の名門大学へ指定校推薦を得られる

DDPを卒業すると、大学進学への道が開け、100%学部入学が可能となります。パートナーシップを締結しているのは19大学で、いずれも約4,000校あるアメリカの大学のうち上位5%に入ると言われている名門校の数々ばかり。進学の選択肢が大きく広がります。

アメリカ大学給付型奨学金の受給資格を取得が可能

DDPにより、アメリカ大学給付型奨学金(30〜60%)の受給資格が取得でき、200校以上のアメリカの大学へ推薦入学が可能です。

大学進学後は大学構内でコーディネーターによるサポートが受けられ、卒業後にはアメリカ企業で1年間のインターンシップ制度を経験し、知識とスキルを磨きます。

希望すれば、日本国内の大学にも帰国生入試を通じて進学できます。

高校在学中から世界を視野に入れた学び方ができるのがID学園高等学校の強みです。

通信制高校の可能性は無限大。

大学進学を考える際は、「U.S. デュアル ディプロマ プログラム(DDP)」も一つの選択肢と捉え、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
U.S. デュアル ディプロマ プログラム(DDP)について詳しく見る>>
https://id.ikubunkan.ed.jp/pickup/ddp/

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