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高校を留年したらどうしたらいい?留年の基準と対策

義務教育である小中学校と違い、高校には「留年」があります。勉強についていくのが難しいと感じているとき、あるいは何らかの理由で登校自体がつらくなっているとき。

学校を休むのは決して悪いことではありませんが、「休みすぎて留年したらどうしよう……」と不安を感じるのではないでしょうか。

今回は、高校での留年の基準と、もし留年が決まった際の選択肢について解説していきます。高校卒業を無理なく目指せる、通信制高校への転入・編入もご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

高校を留年したらどうしたらいい?留年の基準と対策

目次

高校留年の基準とは?

高校で留年となってしまう基準はおもに次の2つです。

  1. 出席日数の不足
  2. 学業不振

厳密には、高校によって留年の基準が異なりますが、基本的には出席日数と成績にボーダーラインを設けていることが多いです。

どちらか一方だけクリアすればよいのではなく、出席日数と成績の両方が進級には必要です。

出席日数が足りないことでの留年

1つ目は、出席日数の問題です。

全日制高校では、科目ごとに1年間の授業時間数に対してある程度参加しないと、単位修得ができない仕組みとなっています。

全日制高校の多くでは、出席日数のおよそ1/4~1/3を欠席してしまうと次の学年への進級が難しくなります。

ケガや病気での入院、停学処分を受けていた日数も欠席日数に含まれるので注意が必要です。

細かな日数の基準は都道府県や学校によって異なるため、休みがちな場合は事前に出席日数について確認しておくとよいでしょう。

また、欠席はしていなくても、遅刻を数回することで欠席扱いとなってしまうケースがあります。

朝が弱い体質だと、1時間目に毎日間に合わせるのは難しい場合があるかもしれません。

気がついたらその授業の出席日数が足りなくなっているということのないよう、何分以上の遅刻が欠席となるのか、遅刻何回で欠席となるのかにも気をつけながら過ごす必要があります。

学業不振による留年

2つ目が学業不振、つまり成績が基準を満たしていないため進級させられないという場合です。

これだけ聞くと高校の厳しさに恐怖を感じるかもしれませんが、たった1回悪い点数を取ったからといって留年となるわけではありません。

高校では、定期テストの点数に基準を設けており、それ以下はいわゆる「赤点」となります。

  • 数回のテストで赤点を取り続ける
  • 授業中に騒ぐ・寝るなど授業態度が悪い
  • テストでカンニングをする

たった一度の赤点で留年が決まるようなことはありませんが、テストで不正をしたり、授業態度が悪いと通知表で「1」の評価がつく可能性が高くなり、進級が難しくなるのは否めません。

テストの点数・通知表の評価・提出物や授業態度、成績においてどれを重視するのかは学校によって基準が異なるため、気になる場合は先生に確認しておくと安心です。

留年の救済措置はある?

「このままでは留年しそう!」

留年間近な状況で、どうにか回避できる方法はあるのでしょうか。

出席日数が不足している場合、放課後や夏休み・冬休みといった長期休暇中の補習に参加することで出席とみなされるケースがあるようです。

学業不振においても、一度赤点を取っても再テストで必要な点数を取ったり補習などへ参加したりすることで補える場合がほとんどです。

レポート提出が課される場合もあります。

気をつけたいのは赤点が何度も続いてしまうこと、そして追試や補習というチャンスを無駄にしてしまうケースです。

それではせっかくの救済チャンスを無駄にしてしまいます。

留年が決まったらどうしたら良いか?選択肢とは

留年が決まったらどうしたら良いか?選択肢とは

もし留年が決まってしまったら、この先どんな進路を選択することができるのか気になりますよね。

大学や専門学校への進学、そして就職を考えたとき、高校卒業資格の有無は重要な鍵となります。

高校自体を退学するのもひとつの方法ですが、ここで辞めてしまっては高校卒業資格が得られず、職業の選択肢を狭めてしまうことになりかねません。

「高校は卒業しておきたい!」

そのために考えられる選択肢は次の2つです。

  • 今の学校で、同じ学年をやり直す
  • 通信制高校に転入・編入する

学校に残るにしても転入するにしても、さまざまな不安が付きまといますが、高校生活のやり直しは十分に可能です。

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

もう一度同じ学年をやり直す

まずは今の学校に残り、同じ学年をもう一度やり直す場合です。

転校の手続きなどが不要なのはメリットですが、学費が1年分増えることは免れません。

とはいえ、自分の環境以外は変わらないため、大切なのは周りの目を気にせずに「留年を受け入れる心」です。

デメリットは、同じ環境にいながら同級生たちの後輩となり、同時に卒業ができないこと。

留年した自分と周りを比べてしまう、恥ずかしくて学校に行きにくいという場合は、同じ環境でやり直してもすぐに挫折してしまう可能性があります。

また、体調不良などの理由で欠席しがちな場合は、もう1年同じ環境で出席日数を満たせるのかよく考えてから判断するとよいでしょう。

通信制高校に転入学・編入学する

通信制高校に転入・編入するという選択肢もあります。

通信制は、あまり通学せずに自宅で勉強を進め、自分のペースで卒業を目指せる環境です。

年間を通して随時転入を受け入れている通信制高校が多いのに対し、編入の場合は年数回の決められた時期にしか受け入れをおこなっていないため、退学から編入学まで空白の時間が生じてしまいます。

その結果、卒業までの時間もかかると理解しておきましょう。

高校留年してしまった方へ通信制高校をおすすめする理由

留年が決まってしまったら、通信制高校への転入をおすすめします。

通信制高校は、不登校などさまざまな事情を持つ生徒を積極的に受け入れており、年間を通して転入可能な学校が多いのが特徴です。

規律も勉強も人間関係ももちろん大切ですが、高校生活は無理をして苦しみながら過ごすものではありません。

ほとんどの通信制高校では入学時に学力試験を設けていないため、学力に関係なく入学できるのも魅力のひとつです。

ここでは通信制高校のどんな面がおすすめできるのか、無理なく高校卒業を目指すための4つの特徴をご紹介します。

同学年の生徒と同時期に卒業できる可能性もある

全日制高校は学年制のため、留年するとその年の分の単位は最初から取り直すこととなり、卒業までは4年かかります。

一方、通信制高校へ転学した場合は、全日制での在籍日数と、前年度までに修得していた単位の一部を引継ぐことが可能です。

そのため、残された単位をスムーズに得られれば、全日制の同級生と同時期に卒業できる可能性があるのです。

学習面でのサポートが充実

通信制高校は、授業内容からスクーリングの回数、生徒へのサポートまで学校ごとに特色が大きく異なります。
特に私立の通信制高校では、学習面でのサポートが充実しているのが特徴です。

不登校や体調不良、学校での授業についていけないなどで学習内容に不安を抱いている生徒は少なくありません。
個々の学力に合わせ、中学校での授業の振り返りをしてくれる学校もあるため、うまく利用して学び直すとよいでしょう。

個別指導に力を入れ、気軽に質問できるのも通信制の魅力です。

生徒の年齢が様々なので学年の違いを気にしなくて済む

全日制高校では、1つの学年には同じ年齢の生徒しかいないことが一般的です。留年した場合、1つ下の生徒たちに混ざることとなり、嫌でも意識してしまうでしょう。

しかし、通信制高校に在籍する生徒の年齢はさまざまで、働きながら勉強している人も数多く存在します。留年を理由に転入したとしても、年齢も入学理由も幅広い通信制であれば、気負うことなく過ごせます。

自分のペースで高校卒業資格を取得できる

通信制高校最大のメリットは、自分のペースで学習を進め、卒業を目指せることです。

通信制には、全日制のように朝から通学ができるコースもありますが、決められたスクーリング回数、特別活動、単位認定試験を満たせば、基本的に通学せずオンラインベースで学習を進められます。

単位はレポートの提出・テスト・スクーリングで修得できるため、出席日数に縛られずに勉強や自分のやりたいことに集中できる環境です。

まとめ

高校を留年しそうになったとき、誰もが大きな不安を抱えることでしょう。

しかし、留年が決まったからといって進学も就職もできなくなるわけではありません。

ましてや人生が終わるなどということはありません。

留年を受け入れてもう1年頑張るのはもちろん良いですが、根本的な問題を解決できなければ同じ結果になってしまう危険性があります。

「留年はいやだから辞める」「学校が合わないからだ」と、すぐに退学を選ぶのではなく、就職の幅を広げるためにも高校卒業資格の修得を目指しましょう。

そのためには、通信制高校への転入がおすすめです。

通信制高校は学校ごとに特色が異なります。

まずは、自分にはどんな学校が向いているのかを考え、興味のある通信制高校を調べるところからはじめましょう。

可能であれば実際に学校へ足を運び、雰囲気を体感してみることが、自分に合うか見極めるポイントとなります。

自分のペースで高校卒業を目指していけば、きっと将来への明るい道が拓けていくはずです。

ID学園高等学校では学期途中の転入は毎月受け入れています!(※3月以外)

ID学園高等学校では登校している・していないに関係なく、高校に在籍している状態でしたら転入学として毎月入学することができます。
原則、入学を希望される月の前月の15日までにWeb出願と書類のご準備をお願いいたします。入学される際に筆記試験はありません。通学型生徒のみ面接(オンライン)があります。

ID学園高等学校の転入について詳しく見る>>

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