こんにちは!ID学園のブログ担当の斎藤です!
来年の「全国高等学校デザイン選手権大会」(デザセン)に向けての事前発表の様子をお届けします!
デザセンでは、これまでの知識集積型の勉強だけではなく、物事の本質に目を向けて自ら考え解決方法を提案できる教育実践の場として、探究型学習やアクティブラーニング、デザイン思考を用いた学習の成果発表として活用できます。
「電車内でのトラブルをなくすには?」というテーマでの発表です!
生徒一人ひとりがスライドを作成し発表しているところです。
「女性専用車両の時間制限をなくすべきだ!」というプレゼンテーション。
女性だけでなく、男性にもメリットがあるという考えには、みんなが賛成。
2人目の生徒は「美容品」に関する発表です。
「リップって塗っていると気づくと口にしてしまうことがある。ならば食べられるリップを作るべきだ!」
幅広い年齢層の女性が注目しそうな内容ですね。具体的に商品化するためには、今後化粧品会社にプレゼンしに行くことも可能ですね。
他にも、個性的なアイデアが出てきました。
今後、発表の質も上がっていくでしょう。
締めは、教師による熱血フィードバック。
「アイディアはとても面白いね。具体的な理由付けをもっと説得力がある内容にできるといいね。いかに画期的な解決策を考えだし、その一連の内容をしっかりと伝達できるかが大切ですね。また、プレゼンテーションでは、話し手の熱意や聞き手へのアイコンタクトも意識しよう!」
発表をするだけではなく、担当教員からフィードバックをもらい、常にブラッシュアップしていくのがIDスタイル。
まだまだ粗削りですが、繰り返し発表していけば、来年の本番までに、問題発見の視点とその分析力、探究力、提案力、表現力などが総合的に上達していきそうですね。
今回のプレゼンテーションに関して、最後に生徒に感想を聞いてみました。
「探究ゼミでは、自分の好きなテーマを選んで、それを社会貢献につながる内容に仕上げるのには苦労しました。普段受けている授業からも多くのヒントを得ました。特に、今後生活する上でSDGsの視点は欠かせないと思いました。また、問題発見、課題解決に必要な思考力・判断力・表現力に磨きをかけていきたいです。」