4月22日、起業・ビジネスコースの授業で、街を舞台にしたフィールドワークが行われました。今回のテーマは、“企業を見つけて学ぶ”です。


フィールドワークの場所は、水道橋駅からID学園キャンパスまでの道のり。普段何気なく通っているこのエリアを、今回は「おしごとビンゴ」を片手にじっくり観察しながら歩きました。


「おしごとビンゴ」には、「メーカー」「金融」「小売り」など9つの業種がマス目に設定されており、実際にその業種に該当する企業を街の中から探し出していくというものです。見つけたときの「あった!」という声や、「これって何の業種だろう?」と仲間と相談し合う姿がとても印象的でした。


単に企業を探すだけではなく、先生からは「株式会社ってどうやって生まれたの?」「一般社団法人とは何が違うの?」「なぜ一部の会社は上場せずに非上場を選ぶのか?」といった、実社会に直結するテーマについてのレクチャーもありました。


このフィールドワークは、体験して終わりではありません。これから生徒たちは、自分たちが見つけた企業の歴史や創業者の想い、そしてその会社がどのようなビジョンで事業を展開しているのかを調べ、クラス内で発表し合う予定です。
身近な場所にこそ、起業やビジネスのヒントがある。そんな実感をもてた一日になりました。
起業・ビジネスコースでは、机上の学びにとどまらず、こうした“リアルな社会にふれる授業”を通して、生徒たちの好奇心と行動力を育てています。
これからも実践的な経験を重ねながら、未来の起業家たちが育っていきます。
