ID学園の「グローバルコース」及び「起業・ビジネスコース」の生徒が、
株式会社日建設計様の社員さんが講師を務める「ロボットと共存する未来の街を考える」をテーマにしたワークショップに参加いたしました。

ワークショップ前のご説明では、
昨今、少子高齢化社会における労働力不足が社会課題となり、日常におけるロボット活用への期待が高まっているというお話や、
ロボットはすでに身近な存在であり、ロボットと当たり前に共存する社会はもう目の前まで来ているということをお話しいただきました。

さあ、いよいよワークショップです。
公園・学校・家など、様々な場所を想定し、
「どのようなロボットにいてほしいか」
「そのロボットが活躍するためには、どのような環境が必要になるか」
という2つのテーマを軸に、生徒それぞれ自由にアイディアを出しました。
ご用意いただいた絵にロボットシールを貼ったり、書き込んだりしていくID生徒達・・・。
(実はこのワークショップ使用した絵はすべて、日建設計の社員さんが手書きで作成されているとのこと!(すごい( ゚Д゚))
貼る用のロボットシールも、この日のために特別に作っていただきました!!

意見を出し合いながら、考えを醸成させていくID生徒達。

意見を出しあったあとは、別のグループのワーク内容の結果も見学しながら、お互いにいいねのシールを貼っていきます。

「犬を散歩してくれる犬のロボットがあったらいいね~」
「ロボット同士がお互いを邪魔しないように管理する管理ロボットは必要なんじゃないかな~」などなど
柔軟な発想がどんどん出てきます
生徒にワークショップの感想を聞いてみると…
「ロボットと聞いて最初は難しそうと感じ、自分には遠いジャンルの話だと思っていましたが、自分の好きなことや興味があることと結びつけて考えてみたら、いろいろとアイディアが出てきたので、身近な存在になり得るものなのだなと感じました」
「ロボット=社会を便利にする、という印象がありましたが、それ以外にも、人を癒す、相談にのる などといった、コミュニケーション型のロボットも存在するのだと分かりました」
「ロボットと聞くと、高性能、なんでもやってくれる、でもお金がかかる、と想像していましたが、専門に特化させることで安価にできるということを学びました」
「ロボットが当たり前に社会に存在するということになるならば、ロボットを大切に扱ったり、ロボットとの関係について考える必要もあるだろうなと思いました」
などなど、活気的な意見がでました。

ワークショップもさることながら、休憩中には講師をつかまえて質問の嵐・・・
「ロボットの定義ってなんですか?」 「日建設計さんが大切にしていること、今後目指している世界ってどんな世界ですか?」 などなど質問が止まりません!

ワークショップ後には、日建設計様ビル内にある共創プラットフォーム「PYNT」をご案内いただきました。
外部の企業様や団体様と連携し、社会の課題解決に取り組まれている仕組みがいたるところに広がっており、言葉にならないほど素敵な空間です。
「え?これも廃棄資材でつくられているんですか?」「こんな面白い挑戦しているんですか?」」「すごすぎて言葉にならないです」「なんてすごい見学をさせてもらっているんだろう…」などなど
ID生徒も感激の嵐でした(笑)

ワークショップの講師と務めてくださった日建設計エンジニアリング部門の後藤様と光田様。
ワークショップの最後では
「ロボットが当たり前に身の回りに存在する社会が目の前にきています。そのような社会において、どのように生活を変えていくか、ロボットだけでなく、ロボットがいる環境やロボットとの関係などを考えていく必要があります。今回のワークショップを機会にぜひ“ロボットフレンドリー”ということを知っていただけたらと思います。」
とお話しくださいました。

人に優しく、ロボットに優しく、お互いが協力し合う社会の実現
ロボットを通じて社会がより良くなっていく新しい世界の幕開けに、生徒達も目を輝かせていました。
株式会社日建設計様、貴重な経験をさせていただきありがとうございました!

(株)日建設計 公式HP https://www.nikken.co.jp/ja/
ID学園 グローバルコース https://id.ikubunkan.ed.jp/course/commute/global/
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