ID学園にはニュースを通して学び合う「news Lab」という同好会があります。毎週好きなニュースなどを共有しながら大学受験対策にも繋げています。
今回のイベントはnews Lab内のとある生徒の提案から始まりました。「私はジャーナリストになるのが夢なので、実際に新聞社に行ってみたいです」。そんな声があり、6月から準備をはじめました。企画書を作成し、担当の方に企画書を送りました。見事その企画が通り、zoomミーティングで想いを話し、今回の会社見学が実現しました。
会社見学では女性記者のお話から始まりました。入社当初の出来事やその経験などを伝えていただき、記者の仕事について実体験をもとに学ぶ貴重な機会をいただきました。
次に会社の見学をさせていただきました。初めて会社に入る生徒も多く、どんな様子なのかドキドキでした。仕事場は新聞を作るために切磋琢磨する会社の方々で溢れ、普段は見ることのできない新聞の原稿やレイアウトを見せていただくことができました。編集局の局長の方からお話も伺うことができ、新聞を作る上での大変な点ややりがいについて学ぶことができました。
最後は「新聞の読み方」をテーマにあまり新聞を読まない生徒でも新聞を読めるようにレクチャーをしていただきました。新聞は最初から最後まで読まなくても良い。重要なポイントは・・・」というテクニカルなレクチャーも聞くことができ、これからは新聞が読めるようになるかも!?と自信になった生徒たちでした。また質疑応答の中ではたくさんの質問に答えていただきました。
今回のイベントは見学しただけでなく、提案者の生徒は「自分の力でイベントを作ることができる」「社会で働く大人に本気で伝えれば社会を動かすことができる」という自信をつけることができた素晴らしい機会になりました。ID学園ではこういった機会を多く作っていきたいと思います。11月に実施されるID学園の文化祭である「ID祭」では多くの生徒が個性を発揮し、形にしてくれると期待しています。
お忙しい中、ご協力いただいた産業経済新聞社の方々、本当にありがとうございました!
最後に今回の企画を提案した生徒の想いを掲載させていただきます。
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この企業訪問は、ID学園で学ぶ皆さんが新聞記者という職業を深く理解し、将来のキャリアに対するイメージを掴むきっかけになればいいなと思い企画させていただきました。また、自分自身が総合型選抜に向けて志望理由書や課題作文を書く中で、自分の将来に正面から向き合ってみると、さまざまな疑問点や思い悩む点が見つかりました。その解決のヒントを得ることを目的としました。
実際に自分は記者として活動することを夢としています。そしてそれは単なる情報伝達の手段ではなく、社会課題に向き合い、真実を追求する役割を果たしていると考えています。今回の企業訪問は、その熱意や努力を実感し、新聞の良さを再認識し、また将来設計について再考する非常に有意義な機会となったと感じています。企画段階からお力添えいただいた先生方、記者の方々にお礼を伝えたいです。
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