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知ること・伝えることの大切さ
~東京大空襲経験者から学ぶ戦争の実相~

ID学園のSDGs授業では、月ごとのSDGsテーマに即し、授業を実施しています。
授業では、生徒が社会全体に関心を持ち、自分事化(=ジブンゴト化)し、課題認知・課題解決力を育むことを目的としています。

今回は、太平洋戦争での東京大空襲を経験された白石様より、戦争の実相をお話しをいただきました。
終戦から78年目を迎える現在、戦争の記憶と記録が薄れつつある中で、戦争の悲惨さや残酷さを生徒に理解してもらい、平和構築を考えるきっかけにしてほしいという思いが込められた授業となりました。

白石様は御年85歳で、7歳の時に東京大空襲を経験。白石様は7人家族であり、当日は4つのグループに分かれ、戦禍を免れたそうです。白石様のすさまじい体験談に、生徒たちは時に眉間にしわ寄せながら真剣に聞き入っていました。

生徒の感想を見ると、
「戦争をご経験された方から、直接お話を聞くことができた貴重な機会となりました」
「今を生きる私たちが、これからの時代の人たちに伝えることの大切さを身をもって感じました」
など、
平和は当たり前ではないということ、そして、悲惨なことを二度と起こさないためにも平和は自分たちで守っていかなくてはいけないことなどを深く考えるきっかけになったようです。

ネットで調べることでは分からない“生”の情報を知ったID生。
次のステップとしては行動を起こし、今日の授業を糧に平和構築の一歩を築いてほしいと強く感じました。

今回ご協力いただいた白石哲三様、東京大空襲・戦災資料センターの皆さま、貴重なご講演ありがとうございました。

東京大空襲・戦災資料センターHP:https://tokyo-sensai.net/

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