通学型ソーシャルコースの生徒が現在チャレンジしているのは、VR(バーチャル・リアリティ)のコンテンツ開発です。
デジタルエンジニアリング技術を軸にものづくりを支援しているSOLIZE 株式会社サポートのもとVR業界の市場・動向・特徴・技術を学び、VRコンテンツを共同開発するという「SLVR(ソーシャルレッスンブイアール)プロジェクト」が始動しています。
VRというと、アクションや実験というイメージがありますが、生徒たちがコンテンツ開発のテーマに選んだのは、家庭科VRソフト。掃除と料理が苦手という課題を克服したいという生徒たちの想いから
「シェフのように効率よく料理ができるようになる」ためのソフト開発を希望したとのことです。テーマの選定についてエンジニアの方々から「発想が柔軟です」とお褒めいただきました。
さてさていよいよコンテンツ開発。まずはカレーの作成です。
エンジニアの方に作っていただいたプログラムを生徒がVRで操作し、課題点・改善点を見つけてはそれをお伝えし、修正しながら完成を目指します。
生徒Aさん「玉ねぎを切るとき、もう少し細かく切れるように調整できますか?」
エンジニアさん「細かくというとどのようなイメージですか?」
生徒Aさん「現段階ではカット時に7等分位でしたが、10~11等分位になるとリアルさが増すと思いました。」
エンジニアさん「具体的な数字で指示を出してくれるのは分かりやすくてとてもありがたいです。調整してみますね。」
このようにVRコンテンツ作成を通して現役エンジニアやビジネスパーソンと直接やり取りをし、ビジネスコミュニケーションスキルも学んでいるようです。
完成は12月とのこと。 完成が待ち遠しいです!