ゲスト / オンライン学習コース サヨさん
小学生の頃から「過敏性腸症候群(IBS:Irritable Bowel Syndrome)」の症状に悩み、全日制高校1年生の時に病気の自覚とスメルハラスメント(周囲への迷惑)に対する強い不安から精神的にも追い詰められ、頭が働かなくなるなどのブレインフォグやうつ症状を併発して不登校に。高校2年への進級時に「自分に合ったペースで学び直したい」とID学園へ転校。
転校当初は週3日コースに所属するも、病院探しや緊張による症状の悪化から通学が困難になり、オンライン学習コースへ移行。そこで「自分とじっくり向き合う時間」を手に入れたことで、症状のコントロール法を身につけ、精神的な安定と回復を果たす。
趣味であるアニメ・ゲーム鑑賞や絵を描く情熱を取り戻し、名古屋や博多、東京ドームへの長距離推し活遠征にも挑戦できるまでに回復。ID祭(文化祭)ではメタバース空間の制作・デザインを担当し、校内非公式キャラクターを活用した空間を作り上げるなど、クリエイティブな才能を発揮。将来は『ファイアーエムブレム』のような戦略系ゲームの制作に携わるゲームクリエイターを目指す、心優しく芯の強い3年生です。
配信の概要
「同じように過敏性腸症候群(IBS)で学校に通えず悩んでいる人に、私の体験を届けたい」——そんな温かく強い思いをもって番組に出演してくれた、オンライン学習コース3年のサヨさん。言葉にしづらい病気の症状と、それに伴う心の葛藤を乗り越えてきた彼女の軌跡に迫る27分間です。
全日制高校時代に直面した「ガス型IBS」の苦痛と周囲への罪悪感、精神的な低下によって文章が書けなくなってしまった苦痛の体験談。そして、ID学園へ転校し、完全オンライン学習コースを選択したことで得られた「自由な時間」が、いかにして彼女の心と体を回復させていったのかが詳しく語られます。
体調のコントロール法を身につけ、名古屋や博多への遠征をこなすまでに回復したプロセスや、文化祭のメタバース空間をデザインしたクリエイティブな取り組み、さらには「スクーリングへの不安」を抱える後輩たちへ向けた実践的なアドバイスまで。病気に寄り添い、自分らしい生き方を見つけ出したさよさんの言葉は、今まさに苦しみの渦中にいる多くの生徒や保護者の心に優しい希望を灯します。
チャプター
見えない病「ガス型IBS」との闘いと心の葛藤——全日制高校で途絶えた自信と精神的な影響
小学生の頃から感じていたお腹の不調が、中学・高校と進むにつれて深刻化していった過敏性腸症候群(IBS)の苦痛について語ります。IBSには下痢型、便秘型、混合型などの種類がありますが、サヨさんを最も苦しめたのは、無意識のうちにガスが溜まり出してしまう「ガス型」でした。周囲が優しさから何も言わないでいてくれる反面、「自分はスメルハラスメント(周囲への匂いの迷惑)を引き起こしているのではないか」という自覚と強い罪悪感に苛まれ、人が集まる教室やグループワークの空間に耐えられなくなっていきます。さらにIBSの影響で精神的にも追い詰められ、頭にモヤがかかったようになってディスカッションや文章作成が一切できなくなるなど、授業についていけなくなった当時の絶望感と苦悩を振り返ります。
ID学園への転校と「夢教育」への共感——通学型からオンライン学習コースへの選択
全日制高校での通学が限界に達し、高校1年の終わり頃から通信制高校への転校を模索し始めた経緯を語ります。数ある通信制高校の中でID学園を選んだ最大の理由は、校内に大きく掲げられた「夢教育」という理念に対する強いエネルギーと明るさを感じたからでした。転校当初は週3日コースに籍を置き、少しずつ通学を試みようとしましたが、症状に合う病院や薬がなかなか見つからず、「緊張すると症状が悪化する」という負のループから抜け出せない日々が続きます。しかしID学園には、もし通学が難しくなっても在宅で学べる「オンライン学習コース」という選択肢が用意されていたため、退学することなく自分のペースを守りながら学習を継続することができました。
自分時間を取り戻したリハビリテーション——自己コントロールの確立と遠征推し活への挑戦
高校2年の途中でオンライン学習コースへ移行したことが、サヨさんの人生の大きな転機となりました。誰にも邪魔されない自由な時間を得たことで、これまで疎かにしていた「自分自身の心と体に向き合う作業」にじっくり取り組めるようになります。焦らず心を休めることでIBSの症状が和らぎ、頭のモヤが晴れて読書や大好きなイラスト制作に再び打ち込めるまでに精神状態が回復しました。さらに、IBS患者にとって最もハードルが高い「長距離移動」にも果敢に挑戦。好きなゲーム原作アニメのイベントやコンサートのために名古屋、博多、東京ドームへと自らの足で遠征できるようになり、症状を自分で上手にコントロールできるようになった大きな成長と自信を語ります。
クリエイティブな才能の開花——文化祭メタバース空間のデザインと非公式キャラの活用
自分の時間が持てるようになったことで、新しい挑戦へ積極的に一歩を踏み出せるようになった活動について紹介します。文化系の行事が好きだったサヨさんは、昨年のID祭(文化祭)において、オンライン上で生徒が集える「メタバース空間」の制作・デザインチームに立候補しました。他の有志メンバーとともに空間のコンセプトや構造を考案する中で、学校のSNSやSlackスタンプとして密かに親しまれていたMC中村デザインの「ID学園非公式キャラクター(ゆめまる)」に着目。この愛らしいキャラクターたちをメタバース空間内の各所に隠れキャラクターとして配置するユニークな演出を企画し、参加した生徒たちを楽しませる大成功を収めました。自分の「好き」を表現に変えて学校行事に貢献できた喜びを振り返ります。
IBSと向き合う後輩たちへのメッセージ——不安を解消するスクーリングの仕組みと未来への夢
同じようにIBSや体調不良に悩み、単位取得やスクーリングに強い不安を抱えている中高生に向けて、経験者だからこそ伝えられる温かいメッセージを贈ります。ID学園のオンライン学習コースでは、夏と冬の長期休業期間中に集中スクーリングが設定されており、もし夏のスクーリングを体調不良で休んでしまっても、予備日や冬のスクーリングでリカバリーができる柔軟な仕組みが整っていることを解説。冬のスクーリングは比較的少人数で、先生方も座席の配置など細やかな配慮をしてくれるため、「授業を受けに来られただけで偉い!」と自分を褒めながら安心して臨んでほしいと語りかけます。将来は『ファイアーエムブレム』のような大好きなゲームの制作に携わるゲームクリエイターを目指し、これからも前向きに歩み続ける決意で締めくくられます。
編集後記
言葉にするのが難しく、周りにも相談しづらい「過敏性腸症候群(IBS)」という病気の悩みを、同じように苦しんでいる誰かのためにと赤裸々に打ち明けてくれたサヨさん。その勇気と温かい思いやりに心から敬意を表します。
全日制時代に感じていた罪悪感や途絶えてしまった自信が、ID学園の「オンライン学習コース」で自分の時間を取り戻したことによって、少しずつ、そして確実に回復していくプロセスは非常に感動的でした。病気と上手に付き合いながら、名古屋や博多への遠征を楽しみ、文化祭のメタバース空間をクリエイティブに彩る姿は、まさに通信制高校という環境を最大限に活かした素晴らしい成長のストーリーです。
自らの手で表現することの楽しさを取り戻したさよさんなら、将来きっと、多くの人の心を魅了する素晴らしいゲームクリエイターになれるはずです。これからのサヨさんの活躍を心から楽しみにしています!
オンライン学習コースについて

ID祭について

Podcast番組「だから私は通信制高校に来た」とは
この番組は、ID学園に通う生徒や先生をゲストに迎え、「なぜ通信制高校を選んだのか」「どんな学校生活を送っているのか」「夢にどう向き合っているのか」などを、本人のリアルな言葉で語られるドキュメンタリー番組です。毎月10日20日30日に、YouTubeとSpotifyから配信中!
関連リンク
• ID学園高等学校公式Podcast番組「だから私は通信制高校に来た」
ID学園高等学校の基本情報
- 学校名:ID学園高等学校(学校法人郁文館夢学園)広域通信制課程(単位制)普通科
- 学びのスタイル:オンライン学習コース/大学受験特化コース/総合進学コース/週3日コース/グローバルコース/起業・ビジネスコース/プラスONEオプション(週1日)
- 主なキャンパス:オンライン/水道橋/秋葉原/池袋/立川/大宮/横浜
- 募集対象地域:1都2府11県(長野県/東京都/神奈川県/埼玉県/千葉県/茨城県/栃木県/群馬県/山梨県/静岡県/大阪府/京都府/兵庫県/奈良県)在住の方
- 学校の特徴:
- 学校法人郁文館夢学園がつくった通信制高校
- ID学園だけのキャリア教育「ID型夢教育」
- ID学園のスクーリングは宿泊なし
- コースは毎月変更が可能
- 目指す進路決定率100%