
9月16日(水)は、本校校長である古澤勝志先生が登壇し、夢キャリアライヴ特別版として校長講座を開催。
「ID学園と私たち」をテーマに熱い講義が行われました。
講義の冒頭では、古澤校長が持つ「5つの顔」が紹介されました。
・ID学園高等学校 校長
・NGO School Aid Japan – Bangladesh 代表
・(株)Japan Dream Academy 代表取締役社長
・ナラヤンクル ドリーム モデルスクール&カレッジ/ジャパン インターナショナル ドリームス クール&カレッジ 校長
・Japan International Dream Nursery (幼稚園)園長
数々の実績を持つ古澤校長ですが、ご自身のことを『凡人代表』と呼んでいます。
失敗や挫折を経験しながら一歩一歩道を切り開いてきた半生が明かされました。
「逆算思考」につながる原点
小学3年生の時に、お母様が重いリウマチを発病したことをきっかけに、家族で家事を分担することになりました。幼いながらも「自分がやるしかない」と毎日家事に向き合う中で、自然と強い自立心が育まれたそうです。高校時代は校則のない自由な環境のもとサッカーに没頭していました。目標を書き、そこから逆算して日々の練習と振り返りを記録していた「サッカーノート」が、「逆算思考」につながる原点となりました。
そして大学時代には交通事故でサッカーを断念する経験がありました。
それでも「人生には波がある。それが当たり前」と、常に前に進んできました。
大きな転機は24歳。
共同経営していた店舗が順調だったものの「本当にやりたいことは何か」と悩んでいた時に、渡邉美樹理事長の著書に出会いました。
読み終えて「この人と働きたい」と思ったその日のうちに連絡を入れたことが、教育の道へと歩み出すターニングポイントとなりました。
「夢教育」と「逆算思考」― 夢に向かって自分らしく歩むために
講義の中で最も熱く語られたのが、ID学園の根幹である「夢教育」と「逆算思考」についてです。
そもそも「幸せ」とは何でしょうか?
一般的には「良い大学に入れば幸せになれる」と思われがちですが、合格した瞬間に満足してしまい、何がしたいか分からないまま社会に出る人も少なくありません。
ID学園が考える本当の幸せとは、「夢に向かって進む途中で、人として少しずつ成長すること」です。

夢教育は、すでに明確な目標がある人だけでなく、実は「まだ夢がない人のための教育」でもあります。
- 夢教育の前提を意識して前向きに生きる人
- 逆算のできる人
- 運のいい人
- AI時代に必要な力を備えた人
高校3年間は、こうした人間像へと成長していくための大切な通過点であり、目指すのは「25歳で自らの人生の主人公として輝いている人」なのだと教えてくれました。
そして、夢を叶えるための中核スキルが「逆算思考」です。大切なのは「やる気」ではなく、目標を細かく「分解」することだという言葉は、校長の半生を聞いたからこそ生徒たちの心に響いたようです。

- 目標を決める(毎日目にする場所に書く)
- 期限を決める(いつまでに、を決めることで必要なスピードが計算できる)
- 今日まで分解する(1年→3ヶ月→今月→今週→「今日やること」まで落とし込む)
- 記録する(できた日もできなかった日も書くことで軌道修正が可能になる)
「英語を話せるようになりたい」では行動できませんが、「12月までに1日英単語を20個覚える」まで分解すれば今日やるべきことが決まり、あとはそれを積み重ねるだけになります。古澤校長自身も、高校時代のサッカーノートやキックボクシングでの減量管理を通じて、無意識のうちにこの逆算思考の訓練を重ねていたそうです。
生徒へ贈られたメッセージ


「夢が途中で変わってしまう」「まだ夢が決まっていない」と悩む生徒に対し、古澤校長は温かいメッセージを贈りました。
・「夢は途中で変えていい」
→やってみて違ったと分かるのは、行動して前に進んだ証拠。失敗ではない!
・「今、決まっていなくていい」
→まだ決まっていないということは、これから自由に決められるということ。
講義の締めくくりには、人生を前向きに生きるための「4つの原理原則」が示されました。
- 短期ではなく中長期で見る(1日の出来事で判断せず、1年単位で見る)
- 世の中には波がある(調子の良い日も悪い日もあるのが普通)
- 動けば変わる(考えるだけでなく、小さく動けば必ず変化する)
- 人の脳はすごい(できないと思い込んでいるのは自分だけ)
そして、「先生たちは採点者ではなく伴走者である」「悩んだら一人で抱え込まず、遠慮なく頼ってほしい」と生徒たちに呼びかけられました。
参加した生徒の声(事後アンケートより)
講演後のアンケートには、生徒たちから多くの共感や決意のメッセージが寄せられました。
- 「人生には波があるという言葉にすごく共感できた」
- 「夢が途中で変わってもいいと知って気持ちが軽くなった」
- 「逆算思考で、今日できることに分解して行動していきたい」
- 「辛いことがあっても長期的には良くなっていくと知り、前向きになれた」
- 「小さな行動から始めてみようと思った」
「凡人が成長する唯一の方法は、凡人のまま、一歩一歩愚直に継続すること」。
古澤校長のこの言葉を胸に、生徒たちは自身の将来や生き方を前向きに考え、新たな一歩を踏み出す勇気を得ることができました。
ID学園高等学校では、今後も生徒一人ひとりの夢と成長に寄り添う多様な学びの場を提供してまいります。





