ID学園高等学校

「まちづくり」ってどんな仕事?—社会の役に立ち、仕事にする方法—

11月12日は今年度最後の夢キャリアライブ。「まちづくり」をテーマにした講演と
ワークショップを開催しました。講師にフィノーカル株式会社の代表取締役 内山大志さんをお招きし、
「社会をよくすること」と「ビジネス」を両立させてきたこれまでの歩みと、お仕事の楽しさ・難しさを
教えていただきました。

目次

「まちづくり」とは地域の未来をつくる仕事

内山さんは、大学時代からフェアトレードをしたり、インドネシアなどで現地調査をしたりと、
たくさんの経験を積まれたそうです。「社会へのよい影響」を重視する投資(インパクト投資)や、
会社が新しいことに挑戦するための仕組みづくりなど、お金を通じて社会を動かす仕事に深く
関わってこられました。2020年にフィノーカルを立ち上げてからは、自治体と一緒に新しい計画を
立てたり、地域で新しい仕事(スタートアップ)が生まれるのを手伝ったりと、さまざまな角度から
地域の課題を解決する活動をされています。

「まちづくり」とは「住民、企業、行政など、多くの人と協力しながら、みんなが住みやすく、
魅力的なまちを作っていく仕事」
だと紹介されました。

地域のよりよい未来を考える、とてもやりがいのある仕事です。

そのために欠かせない力として、特に次の4つを挙げられました。

  1. コミュニケーション力:住民・企業・行政など、関わる人たちとの協力体制をつくる!
  2. 企画力・構想力:統計データや政策方針をもとに地域の将来を企画していく!
  3. 調整力・実行力:考えたアイデアを実現していく力。
  4. データ・ICT活用力:ICT技術等を活用してデータ収集や分析を行いまちづくりに生かす!

ワーク:自分の地域を、もっと好きになる企画づくり

講演のあとの第二部では、「自分の地域の良いところを、もっと伸ばすための企画」を考える
ワークを行いました。生徒たちはグループに分かれ、まず「自分の住むまちの好きなところ」
を紹介したあと、ひとつ選んだ地域の魅力を深く話し合い、その魅力をさらに大きく育てるための
方法や企画案を考えました。
まちづくりで大切な「隠れた魅力を見つける力」「アイデアを出す力」「考えをまとめる力」を、
生徒たちは実際に体験することができました。

「ヤシガラ椀の外へ」という人生の指針

内山さんは、自分の挑戦が、直接、地域社会をよくすることに繋がることに、大きな喜びを
感じるそうです。一方で、まちづくりは「今まで続いてきた習慣を変えること」でもあります。
みんなが納得できるゴールを見つけていくために、常に「目の前の人にしっかりと向き合う」
ことを大切にしているとのことでした。

また、人生の指針としている「ヤシガラ椀の外へ」という言葉を紹介してくださいました。
椰子の実の殻で作ったお椀の中のカエルのように狭い世界にとどまるのではなく、広い世界を
目指して活躍していってほしい。多くの人々や地域社会と関わり、よりよい未来をつくっていく
素晴らしい仕事をなさっているからこそのメッセージでした。

〈生徒たちの感想〉

・私たちの生活を豊かにするための大切な仕事だと知ることができた。

・地域の魅力探しが難しく、また解決策も中々思いつかなかったので、とてもすごい仕事だと思った。

・まちづくりは街を作ることだと思っていたけれど、街に住む人の日常を作ることができるのだと
気づくことができた。

・まちづくりの仕事について今まで知らなかったけれど、私たちの生活を豊かにするための大切な
仕事だと知ることができた。将来の仕事の選択肢を増やすことができた。

・今回の夢キャリアライブに参加して、改めて自分の住む町について考えるきっかけになった。

内山様、ありがとうございました!

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