ID学園高等学校

バングラデシュ研修 in 2026~姉妹校生徒と笑顔の”夢”交流~

 3月下旬、郁文館高校・郁文館グローバル高校・ID学園高校合同で海外研修が行われました。
研修先はバングラデシュ。バングラデシュにはナラヤンクルドリームモデルスクール&カレッジ(NDMSC)という姉妹校があり、姉妹校生徒との交流や現地での異文化体験、開発途上国の様子を直接見ることができる濃厚な研修となりました。研修は希望制で、生徒22名+教職員、現地スタッフや業者様ご協力のもと行われました。
 中には「海外に行くのはこれが初めてなんです」という生徒も。未経験者でも手を挙げられる・海外に行く挑戦ができるというのもまた、郁文館&ID学園の海外研修が人気の理由の一つです。

<研修の様子を御覧になられたい方はこちらからぜひ御覧ください↓(約9分程度)>

▼スラム街を見学

家々の壁は薄く、雨ざらしの状態。家と家の間の狭い道には、牛、ヤギ、鶏、犬、が至るところに現れるという日本ではなかなかない状況です。そんな中でもすれ違う人みんなが笑顔で挨拶してくれて、穏やかな時間が流れていました。
「アッサラームアライクム(ベンガル語の挨拶)」と聞くと
「ワ・アライクムッサラーム(挨拶のお返事)」
と返してくれます。子どもも、大人も、おじいちゃんもおばあちゃんもです。
スラム=お金がない人達の住む場所=貧しい?=不幸せ?
・・・というような行く前にイメージしていた姿とは大きく違っており、良い意味で驚いたという生徒も。
「お金があること=幸せ」ではないのかもしれない」と話してくれる生徒もいました。


▼ノーベル平和賞受賞ムハンマド・ユヌスさんの記念館を見学・マイクロファイナンスについて学ぶ

マイクロファイナンスの普及によってバングラデシュの貧困改善に大きく貢献したことで知られるムハンマド・ユヌス氏の記念館を訪れました。マイクロファイナンスは、単にお金を与えるのではなく融資を行い、貧困家庭が自ら事業を営めるようにすることで、経済の力による根本的な貧困解決を目指す取り組みです。その後は、グラミン銀行から融資を受けて事業を行っている方々を訪問し、実際の事業の様子やお話を伺いました。養鶏や洋裁、雑貨店など、それぞれが自立した事業を営んでいらっしゃいました。



▼異文化を体験
バングラデシュの主要の移動手段の一つである「リキシャ」に乗ったり、モスクでのイスラム教の礼拝を見学させてもらったり、カレーを手で食べてみたりするなど、普段経験できない体験をたくさんしました。

▼姉妹校生徒と”夢”の交流

姉妹校「Narayankul Dream Model School & College」の生徒との交流がバングラデシュ研修の醍醐味です。
私たちの学校は校名(学校法人名)に”夢=Dream”が付いています。英語やベンガル語、時にはジェスチャーで交流を図り、お互いの文化や夢について語り合いました。 伝えたい、理解したい、分かち合いたい、楽しみたい、楽しませたい、と必死にコミュニケーションをとる生徒たち。一日の交流を終えたあと、「全てを尽くしました・・・」とへとへとになりながら満面の笑顔で話してくれました。

▼現地に貢献!日本工営株式会社様にお話しを聞きました

バングラデシュのメトロや高速道路など世界各地で様々な建設のコンサルタントを手掛けられている日本工営株式会社様のオフィスを訪れ、お話を伺いました。
講師を務めてくださったのは日本工営の相馬様です。
海外で働くということ、開発途上国で働く意義、文化や考えが異なる人たちと一緒に働き仕事を進めるということ。
使命感や、大変なこと、やりがい、そして未来への思いなど、実際に働いているからこそ語ることができる貴重なお話を聞かせていただきました。海外で働くことを目標にしている生徒にとって特に大変刺激を受けたようです。
 ▶日本工営様サイト
https://www.n-koei.co.jp/consulting/

上記以外にも、ダッカ大学訪問や、ゴミがたくさん流れている川の見学、ナラヤンクル生徒の家訪問、市場見学など、
異文化に触れ、現地の方々と密な交流を深めた生徒達。

「バングラデシュの人たちがみんなとても温かかったです」
「教育が受けられない子どもたちがたくさんいることを知りました」
「靴を履いていなかったり、ゴミがたくさん落ちていたりと、衛生面を何とかしたいと感じました」
「研修が楽しくて、みんなも優しくて、バングラデシュにずっといたいです」
などなど、と様々な思いを胸に、バングラデシュをあとにしました。

郁文館&ID学園の研修は、答え合わせをする研修ではなく、きっかけに出会う・始まりを見つける研修です。
この研修で感じたこと、体験したこと、胸に抱いた思いを、各々租借して次の一歩に踏み出してほしいです。

<編集後記>
出会う人、出会う人に一生懸命ベンガル語で挨拶や御礼を言う生徒たちに対し、
「君たちは本当に素敵だね。私たちも日本のことを大好きになったよ!」
と空港のおじさまたちまでもが笑顔で見送ってくれたバングラデシュ研修。
国際交流は人と人、心と心の繋がりが大切なのだと改めて感じました。


郁文館・ID学園では定期的にバングラデシュ・カンボジアを訪れ海外研修を行っています。
皆さんもぜひ参加して、本物を味わう体験をしてほしいです。心を動かす学びを、ぜひ!



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