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「上を見たら綺麗でわくわくした!」SDGs林業体験

本日の授業はここ、千葉県山武市「日向の森」から。

SDGs授業の一環で、生徒たちは林業や生物の専門家の方に話を聞いたり、間伐や木の伐倒を体験しています。

 

 

都会に住んでいる生徒たちにとって、虫や鳥、珍しい植物など森に住む生き物と触れ合う機会はとても貴重な様子。また、間伐・伐倒体験では危険を伴う作業であることを身をもって知りました。木は石油や石炭と異なり、枯渇することがなく、無駄なくその資源を使うことが出来る持続可能な生物資源であるとの話を聞き、より森林の価値を見出せる時間になったようです。

 

 

~参加生徒より~

「木が植えられてから私達の所に来るまでにとても長い時間がかかると言うことに改めて気付き、とても驚きました。林業は苗木を植えてから大きく育てる。間伐をしている時、私は心の底からこれらに携わる方がかっこいいと思いましたが、さまざまな危険が伴い命懸けの仕事だと感じました。今回経験させてもらったのは簡単に切れて楽しくできましたが、もっともっと大きな木や、たくさんの木を毎日切るとなるととても大変だと思い、私達の生活や地球を守る為に頑張ってくれている事にありがたみを感じました。最後に言っていた『木は生きている』と言う言葉がとても印象に残りました。SDGsにもっと積極的に取り組んで、自然を守っていきたいです。」

 

「手入れだけでもとても大変なことを知りました…大きい木を間近で見て、これまで育ってきた年月の長さや生命の重みを感じました。森林の命によって、私たちも生きられていることを気付かされました。森林を守ることは、とても大切でありがたいことだなあと実感しました。」

 

 

「木が私たちの生活にどう関わっているのか。それを知ることで山や森を大切にすることで良い未来が待っていると思いました。また木を育てることで新しい発見や生物や植物にも興味が出てくるので“自然”というものをより知れたと思います。 映画でもし世界に木がなかったらというのを題材に作られている『ロラックスおじさんと秘密の種』というものがあります。(原作はドクタースースさん)。木について考えさせられ、環境問題に子供でもわかりやすく描いているのも特徴です。私は今になっても何回もその映画を観ています。ぜひ観てみてください。」

 

 

「猪のような足跡があり、動物から小さな虫まで多様な生き物がいることを実感できました。実際に生き物に触れることができて楽しかったです」

 

間伐・伐倒体験ではこんな声も。

「小さい木の間伐、何も考えないでギコギコ出来て楽しかったけど落とした木の葉がチクチクしていて痛かった。

大きい木の伐倒、みんなで引っ張ったから疲れなかった。上を見たら綺麗でわくわくした」

 

生徒たちが見た空はこんな世界

 

 

・自然に触れる機会を与え、自然に感動する心を育むこと、

・日本の林業の現状を学び、SDGsを通して生徒たちに問題提起する

こと、

・林業の大まかな流れを学び、職業観の解釈の幅を広げること

を目的とした今回の林業体験。

ID生たち、心と身体でたくさんのことを吸収したようです。

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