ID学園では進学に向けた学習だけでなく、社会に出たときに役立つための実践的な力が身につく授業も開催しています。
その中でも特に特徴的なのが通学型ソーシャルコースの生徒を対象にした高校生社長講座『起業塾』。
現役の経営者である理事長の渡邉先生が実際に教鞭をふるい、
起業や経営ノウハウなどビジネスについて学ぶことができます。
生徒の中には起業塾に参加しながら、高校生のうちに起業準備を行う人もいます。
本日(4月14日)はその第一回目が行われました。
初回ということで今回はコース関係なく通学型生徒全員が郁文館高校の生徒と共に受講しました。
渡邉理事長は東証一部上場企業ワタミグループの創業者であり、現在も経営者として第一線で活躍しています。
そんなプロ経営者が話すリアルなビジネスの話に生徒は興味津々。
今回は理事長の経歴や手掛ける事業と、その事業活動に携わるまでの背景を聞きながら、
お金の大切さはもちろんのこと、仕事とはありがとうをいただくことだというビジネスの基本を学びました。
講義の後半では「SDGs」についてや、「CSR」や「CSV」という少し難しい内容も学びました。
これまでは企業の社会貢献というと「CSR(=Corporate Social Responsibility=企業の社会的責任と訳され、例えば事業活動で得た利益の1%を寄付するなど間接的な社会貢献も含む)」という考え方が基本的でしたが、
昨今はCSV経営(CSV=Creating Shared Value=企業の事業活動を通じて社会的な課題を解決する)という概念が提唱されているとのこと。「社会価値」と「企業価値」を両立させようとする考え方であり、世の中の課題によりアンテナをたてることが大切であることを学びました。
講義のあとは生徒からの質問タイム。
「SDGsの項目で特に早急に取り組まなくてはならない項目はどれだとお考えですか?」
「起業するにあたって一番重要なことはなんでしょうか」
など様々な質問が出ました。
講義後「起業塾に参加したいと考えるようになった人は?」という質問に、手を挙げる生徒が増加。
ID生からも多くの生徒が入塾することでしょう。
社長を目指してみんな頑張れ!