生徒に夢の幅を広げるためのきっかけを提供する「夢キャリアライブ」。
毎回様々な業界のスペシャリストをお招きし、仕事内容や、やりがい、職業観などをお伺いします。
今回のテーマは「マスコミ業界」。
株式会社産業経済新聞社の慶田久幸様にお越しいただき、新聞記者の仕事内容や、特に大変だったお仕事、仕事のおもしろさややりがいなどについてお話いただきました。
小学生の頃からお父さんより先に新聞を読んでいたほど新聞が好きだったという慶田様。中学校教諭など新聞記者以外にも様々なご経験を積まれていらっしゃるそうです。
講義では、時代の変化とともに、取材から記事が世に出るまでの流れが大きく変わったという点や、取材先で感じる現場の匂い、色、雰囲気など、現場に行かないと分からないことがたくさんあることなど、実体験のエピソードをたくさんお話しいただきました。
夢キャリアライブの後半は、慶田様ご指導のもと、生徒が記者となり記事作成に挑戦するワークショップです。
隣の席にいる友人を取材し、ネタになりそうなことをお互いに探り合い。そこからそれぞれ記事を作成していきます。
「質問は５W1Hでしてみよう。記事を書くときはまず結論から書くことが大切ですよ」
現役のプロから学べる細かなテクニックもたくさん教えていただきました。
Q＆Aコーナーでは・・・
生徒：人に伝わりやすいニュースとはどんなニュースですか。記事を作成するにあたりどのようなことに気を付けていらっしゃいますか
慶田様：読者の方に、自分ごとだと思ってもらえるように記事を作成しています。もし自分があの立場だったら、もし自分があそこにいたら…。当事者がもし自分だったらという目線を常に持つようにしておりますし、そのようにニュースを見てもらいたいなと思います
講義の最後では、
「物事を発信することには必ず責任が伴います。昨今SNSなど誰でも気軽に意見を言えるようになりましたが、相手が目の前にいてもその発言が堂々とできるかしっかり意識して、責任を持ってSNSなど使用してほしいです」
とお話しいただきました。
受講生徒の感想をのぞくと・・・
「記者という仕事に対してあまりいいイメージを持っていませんでしたが、今回の講義でイメージが大きく変わりました。記者さんたちが責任を常に持ち仕事に励んでいることが分かり、すごいと思いました」
「自分はあまりニュースに関心が無かったので、自分とメディアの繋がりを理解することができました。現在夢の無い自分にとって、きっかけを作ることが大切だと学びました」
「あまり知らない業界についてを知ることができ、新しいことにも興味が湧いてきたので将来を見据える上での選択肢が増えました」
「私たちの生活は様々な職業があることによって成り立ち、充実した生活を送ることができているのだに改めて気づきました」
などなど、生徒の心に大きく響く夢キャリアライブになりました。
今回の夢キャリアライブをきっかけに、生徒の人生の選択肢が増え、視野が広がることを願っています。
慶田様 貴重なお話をありがとうございました!
