通学型コースの生徒が学んでいる「探究ゼミ」。
今回は昨年度から「探究ゼミ」で学び基礎力をつけた生徒のKさんが、
探究対象者へのアンケートを実施し、集計に基づいた分析を踏まえ、宗教に対する自分の見解を述べる発表を行いました。
テーマは「バングラデシュにおける人々の宗教観」。
ID学園高等学校の姉妹学校がバングラデシュにあるということで
姉妹校で働くスタッフの方々に協力いただき、アンケートを収集しました。
質問項目は日本語ではなく英語。そのため、回答も英語で届きました。
英語科の先生の協力を得ながら自力で質問項目を作成し、回答を読解。語学面も頑張りました。
人口の約90%がイスラム教であるバングラデシュ。
調査結果では、多数の人々が宗教に大きく影響を受けていること、また、
多くの人々が宗教をポジティブに捉えていることが判明したそうです。
「想定よりも宗教に対して肯定的な意見が多かったことに驚きました」と発表者のKさん。
宗教の存在が人と人との絆を結んでいることを知り、いざというときに一致団結できる宗教の良い面にふれ、
日ごろなかなか知ることがない新しい発見ができたと話してくれました。
今回の探究活動を通じ、多様な文化を理解する力が養われ、
考え方や物の見方を一層深めたと感じられる発表でした。
Kさん、探究活動お疲れ様。学びのある素敵な発表をありがとうございました。