このたび、学校法人郁文館夢学園(理事長兼校長:渡邉美樹)は、文部科学省(日本ユネスコ国内委員会事務局)より通知を受け、ユネスコスクール・キャンディデート校に認定されたことをお知らせいたします。
本学園は、ユネスコスクール・キャンディデート校に認定されたことで、ユネスコスクール正式加盟に向け前進いたしました。 郁文館は、これまでSDGs教育とESD(※)を中心に、夢教育、アントレプレナーシップ教育など様々な教育活動を行ってきました。また、バングラデシュの姉妹校との交流や高大連携、NPO法人団体との協働など、社会の課題解決を目指した活動を推進してきました。今回は、これらの諸活動が評価され、認定にいたりました。
今後も持続可能な社会の実現に向けた開かれたネットワークの構築を進めるとともに、国内外の学校や団体との連携をさらに強化してまいります。
※ESD:Education for Sustainable Developmentの略。持続可能な社会の実現を目標に、現代社会の様々な問題の解決に向けて主体的に行動を起こす教育活動。
■ユネスコスクール・キャンディデート校とは
ユネスコスクールは、UNESCO憲章に示された理念を学校現場で実践するために1953年に発足した、世界最大規模の学校ネットワークです。日本国内では1,115校(2023年3月現在)の幼稚園、小・中・高等学校および教員養成学校が加盟しています。
世界182か国でユネスコスクール加盟校が12,000校を超える中、新規加盟手続きの期間が1年~2年と長期化しています。そこで、日本では国内で承認されたユネスコスクール加盟申請校をキャンディデート校と位置づけており、「国内でのユネスコスクール活動を承認された加盟申請中の学校」として、ユネスコスクールのネットワークに参加できるようになりました。
■学校法人郁文館夢学園
創設134年の伝統ある中高一貫校として、郁文館中学校・高等学校と郁文館グローバル高等学校、広域通信制/単位制高校としてID学園高等学校を運営。現在生徒数は約2200名(2023年3月時点)。「子どもたちの幸せのためだけに学校はある」という理念の下、生徒が夢を持ち、夢を追い、夢を叶えるための実践的なプログラムを提供しています。SDGs教育や探究学習など各種アクティブラーニングの他、生徒は一人一台PCを所持し、プログラミング教育やオンライン英会話、AIを活用した学習にも取り組んでいます。また、経営者が教壇に立つ高校生版MBA「起業塾」も開講しています。