生徒に夢の幅を広げるためのきっかけを提供する「夢キャリアライブ」。
毎回様々な業界のスペシャリストをお招きし、仕事内容や、やりがい、職業観などをお伺いします。
今回は「イラスト・デザイン業界」。
前半は、グラフィックレコーディングという仕事について、守隨佑果(しゅずいゆうか)様にお話いただきました。
後半には、ワークショップも行われ、生徒たちは想い描いている自分自身の夢について、絵や言葉でまとめました。
詳細ではなくリアルタイムに全体を描くもの
グラフィックレコーディングの仕事は、
・ビジュアル資料作成
・イラスト作成
・グラフィックレコーディング、ビジュアルコミュニケーションに関する講演詳細
などであり、話し合われていることをリアルタイムに言葉や絵を使ってまとめることです。
細かく全部書くのではなく、話の分類などをして情報の全体を整理していきます。
グラフィックレコーディングのワークショップ
後半には、実際に一枚の紙に、絵と言葉で情報を整理するグラフィックレコーディングの体験を行いました。テーマは「自分の夢」
生徒は自分の姿を中心に書き、頭の中に想い描いている将来の姿をまとめていきました。
グラフィックレコーディングにおいては「配慮」が非常に重要とまとめていました。
絵を通じて情報を可視化する際、その内容が正確で、相手に分かりやすく伝わるものでなければなりません。そのため、描いた内容を公表する前には、必ず情報の発信元に確認を取ることが大切です。許可を得ることなく他者にシェアすることは避けるべきだと、メディアリテラシーについても話していただきました。
相手の課題に寄り添い、そのニーズに合った形で情報を提供することはもちろん、他者への配慮もできる人になってほしいと語っていました。
受講者は、イラストを描くことが好きな生徒も多く参加していました。その「好き」が将来の夢に繋がるかもしれない夢キャリアライブになりました。
守隨様 貴重なお話をありがとうございました!