SDGs俱楽部は、授業内では深掘りできない課題や積極的な学外活動を実施することを目的とした同好会です。
10月に本倶楽部が開設されてから、キャンパスの異なるメンバーとともに週に一度、活動を行っています。
3回目の学外学習は、千代田区にある「印刷博物館」で実施しました!
印刷博物館の魅力は多々あり、
・貴重な収蔵品の数々を見て楽しむこと
・体験型ワークショップを通じて活版印刷の魅力を肌で感じて知ること
・印刷の発明以来ある印刷物の思いを学ぶこと
ができる、とても素敵な博物館です。
当日は、活版印刷の体験型ワークショップに挑戦したり、学芸員さんから収蔵品の説明をしていただきました。
活版印刷のワークショップでは、15世紀に確立された活版印刷術を活版印刷の道具箱などの使用を通して、
500年にわたる活版印刷の歴史を実感することができました。
学芸員さんによる収蔵品の説明では、時間軸に沿ってお話いただきました。
洋の東西を問わない古代から、中世・近世・現代と時代とともに変化する印刷物を理解することができました。
特に印象的であったのが、明治時代の印刷物から紐解く「紙」に対する意識の違いです。明治時代の資料には、資源の観点から紙を大切にすることが記載されていました。一方で、現代は地球温暖化のために不必要な紙の使用を避け、紙を大切にするという視点があります。同様に「紙」を大切にするということも、時代背景や環境・時代が異なることによって、目的が大きく異なることを学ぶことができました。
本企画を通して、各々の差異や課題を多角的に認識し、SDGs項目と結びつけて学習することができました。
是非、興味がある方は企画部の田村陽までご連絡ください!
ともにタノシク・フカク・ジブンゴト化していきましょう!