ID学園では、月ごとのテーマに即し、SDGs授業を実施しています。
当授業は、生徒達が社会全体に関心を持ち、自分ごと(=ジブンゴト)化できるようになり、課題認知・課題解決力を育むことを目的としています。
今回は、株式会社KOKUA代表取締役の泉勇作様と吉川快希様にお越しいただきました。
(株)KOKUA様は、東日本大震災をはじめ様々な被災地でボランティアされてきた仲間が募って運営されている会社です。人々がもっと自然に防災に取り組める社会を作るため、防災サービスの企画・開発・販売や、防災グッズギフトの制作・販売、そして防災についての研修や教育などを手掛けられています。
今回の特別講義では、
・災害が起きる前の防災の必要性
・災害が起きた際に最初にすべき行動
・災害が起きた時の街の実相
について、時系列でお話いただきました。
防災の概要だけでなく、実際にボランティア活動を行った際の話や、被災された方々の暮らしなどに焦点を当てた災害時のリアルな話に、真剣に耳を傾けるID生たち。
特に印象的であったのが
「避難所には、5人に1人ほどしか入ることができないこと」
「お手洗いの環境が悪いため、食事も水分も取ることを控える人が増加すること」
「南海トラフ地震が生じた場合、向こう8年で年収が150万円から200万円程度減少する可能性があること」
などといった衝撃的な内容でした。
一般的に防災についての話と聞くと、“もしも~した時は”、というようなイメージがありましたが、
今回KOKUA様のご協力のもと、災害時の具体的な話を聞くことができ、生徒が想像し/危機感を感じ/次のアクションへのステップをとることができた有意義で有意味な50分間となりました。まさに“ジブンゴト化”!
改めて今回ご協力いただきました株式会社KOKUAの泉様、吉川様、貴重なお話をありがとうございました。
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