12月17日に2023年3月に実施を予定している「海外研修説明会」を実施しました。
ID学園の生徒にとって初となる海外研修。実施はカンボジアとバングラデシュを予定しており、生徒たちはどちらか希望の場所を選択して研修に参加することができます。
本日の説明会では、実際に現地で生活したことがある研修の担当者から、行程の説明や国についての情報、研修の目的について話がありました。
カンボジアは、1970年代ポルポト政権下の大虐殺により多くの人間が殺され、家族や学校などのコミュニティが崩壊した歴史があります。その悲しい歴史を学ぶため、「トゥールスレン虐殺博物館」の見学が行程にくみこまれています。また、本校の渡邉理事長が代表理事を務める「公益財団法人School Aid Japan」が2008年に開いた孤児院「夢追う子どもたちの家」を訪問し、実際に孤児院で生活する子どもたちとふれあいながら、「家族とは何か?」ということについて学びます。カンボジアの悲しい歴史と向き合いながら「人間とは何か、生きるとは何か」について深く考える研修となります。
(補足:公益財団法人「School Aid Japan 」では2001年の設立以来、カンボジアを中心に333校(~2021年度)の学校建設と孤児院の運営、また、給食や文房具の支給など様々な支援を行っています。
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バングラデシュ研修では、アジア一の貧困国と言われるバングラデシュで貧困について学びながら、郁文館夢学園の姉妹校である「ナラヤンクルドリームモデルスクールアンドカレッジ」で、同じ夢教育を受ける生徒との交流などを実施します。同じ夢教育を受けていますが、家には自分の机もなく、ロウソクの明かりで勉強する生徒たちに、どんな夢があるのか、どのように勉強しているのかを実際に見て感じることができます。その他にも様々なことを経験することができる海外研修です。SDGsを考えるヒントになる「貧困」や「教育」について自分の目で見て考え、帰国後の自分の生活に活かしてほしいと思います。研修に参加した生徒たちの様子は研修実施後の4月に公開予定です!
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