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【中学生】英語リスニング完全攻略!苦手な君も聞き取れるようになる勉強法

英語のリスニング、「何を言ってるか分からない…」と悩んでる君へ

「うわ、今の英語、早すぎて全然聞き取れなかった…」

「テストでリスニング問題が出ると、何を言ってるのか分からなくて焦る…」

「周りの友達は普通に聞けてるっぽいのに、自分だけできないのかな?」

もし君が今、こんな風に英語のリスニングで悩んでいるなら、この記事は君のために書かれたものです!

大丈夫、その悩みは君だけじゃありません! 文部科学省の調査でも、中学生は英語の「聞くこと」が他の力(読む、書く、話す)に比べて苦手な傾向があると報告されています。だから、君が聞き取れなくて悩むのは、決して特別なことじゃないんです。

「どうして聞き取れないんだろう?」「部活や他の勉強もあって忙しいし、どうやって勉強すればいいの?」って、分からないことだらけで不安になりますよね。最近は、テストだけじゃなく、将来、自分の夢を叶えるために実際に英語を使ってコミュニケーションできる力(「使える英語」) がますます大事になってきています。その第一歩が、相手の言っていることを聞き取るリスニング力なのです。

でも、心配しないでください!

この記事を最後まで読めば、

  • なぜ英語が聞き取れないのか、その「ナゾ」がスッキリ解けます!
  • 「これなら自分にもできそう!」と思える、効果的な勉強法のステップが具体的にわかります!
  • よく聞く「ディクテーション」や「シャドーイング」って何? どうやるのが正解? という疑問が解決します!
  • お金をかけずに始められる! おすすめの無料アプリや、毎日の勉強に役立つツールが見つかります!
  • 忙しい君でも無理なく続けられて、定期テストや高校入試でも自信が持てるようになるコツが掴めます!

この記事では、「聞き取れない原因」から、「正しい練習方法」、「続けるためのヒント」、そして「テスト対策」まで、君のリスニングの悩みを解決するための情報をぜんぶ詰め込みました。

「聞き流しだけで本当にいいの?」「1日どれくらい勉強すれば効果がある?」そんなギモンにも、しっかり答えていくから安心して読み進めてくださいね。

この記事は、君のリスニングの「苦手」を「得意!」に変えるための、いわば秘密の作戦ノートです。

さあ、もう一人で悩むのはおしまい! 一緒に「聞き取れない…」を「聞き取れる!」に変えるための冒険に出かけましょう!

その悩みは、君だけじゃない!
多くの中学生がリスニングに苦戦する理由
→ さっきも話した通り、多くの中学生がリスニングで苦労しています。それにはちゃんとした理由があるのです。次の章で、なぜ聞き取れないのか、その原因を一緒に探っていきましょう。

なぜ英語が聞き取れないの?まずは原因を知ろう!

「一生懸命聞いてるのに、全然分からない…」その原因は、一つじゃないかもしれません。
いくつか代表的な原因を見ていきましょう。

原因①:そもそも単語や文法の知識が足りていない

まず基本として、大切なことですが、知らない単語や文法は、いくら聞いても意味が分かりませんよね。

小学校で習う約600~700語、そして中学校で習う約1600~1800語の単語は、リスニングの土台として絶対に必要です。単語の意味や使い方が分からないと、音は聞こえても内容を理解できないのです。

原因②:英語特有の「音のルール」(音声変化)を知らない、慣れていない

これが大きな壁になっていることが多いです!
ネイティブが話す英語は、教科書で読む英語とは少し違う音に聞こえることがあります。
それは、単語と単語の音が繋がったり(連結)一部の音が弱くなったり消えたり(脱落)隣の音の影響で音が変わったり(同化)特定の音が違う音になったりする「音声変化」というルールがあるからです。

このルールを知らないと、「知ってる単語のはずなのに、聞き取れない!」ってことになってしまうのです。(詳しくは後の章で解説します!)

ネイティブが話すような自然な英語に触れる機会 が少ないと、この音声変化に慣れるのが難しいかもしれません。

原因③:日本語と英語の「音の違い」に耳が慣れていない

実は、日本語と英語では、よく使われる音の高さ(周波数)が違うと言われています。

日本語は比較的低い音が多いのに対し、英語は高い音もよく使います。
だから、日本語に慣れた耳だと、最初のうちは英語の音が少し聞き取りにくく感じてしまうことがあります。

意識して英語の音に耳を慣らしていく必要がありますね。

原因④:英語の語順やスピードについていけていない

英語と日本語では、言葉の並び方(語順)が違いますよね。

英語は「誰が」「何をする」「何を」という順番が基本ですが、日本語はもっと自由です。

英語の語順に慣れていないと、どこで意味が区切れるのか分からず、意味を理解する前に音声がどんどん先に進んでしまいます。
また、単純にネイティブの話すスピードに慣れていないということもあります。

原因⑤:「聞くだけ」はNG?間違った勉強法をしているかも

「聞き流しが良いって聞いたから、音楽みたいに英語を流してるんだけど…」それだけだと、なかなかリスニング力は伸びにくいのです。
ただ音を聞いているだけで、意味を理解しようと意識していないと、脳はそれをただの雑音として処理してしまう可能性があります。

積極的に「何を言っているんだろう?」と意識して聞く練習(アクティブリスニング)を取り入れることが、上達への近道ですよ。

リスニング力アップは段階的に!効果的な勉強法の3ステップ

原因が分かったら、次はいよいよ対策です! リスニング力は、闇雲に聞くだけじゃなく、正しいステップでトレーニングすることで、効率的に伸ばすことができます。ここでは、大きく3つのステップに分けて紹介しますね。

STEP
基礎固め:単語・文法・発音のルールをインプット!

まずは土台作りから。やはり、基本的な単語と文法が分かっていないと始まりません。教科書や単語帳を使って、まずは中学校で習うレベルの単語と文法をしっかり身につけましょう。ID学園のように、中学レベルの復習から始められるサポート(リトライ英語など)がある学校もありますが、まずは自分で基礎を確認することが大切です。

この時、単語の「正しい発音」も一緒に覚えることがすごく重要です! カタカナ読みで覚えてしまうと、実際の英語の音とのギャップで聞き取れなくなってしまいます。単語帳に付いているCDや音声ダウンロードを活用して、必ず耳で音を確認しながら覚えましょう。発音記号が読めるようになると、さらにGoodです!

STEP
耳を慣らす:簡単な英語からたくさん聞いてみよう

基礎ができたら、次は英語の音そのものに まずは慣れていく 段階です。ここでは、内容を完璧に理解しようとしなくても大丈夫。まずは、英語特有の音、リズム、スピード感に慣れることを目標にしましょう。

  • 簡単なレベルの英語の音声をたくさん聞いてみましょう。教科書の付属CDや、初心者向けのリスニング教材、簡単な英語ニュースなどがおすすめです。
  • 好きな洋楽を聴いたり、英語のアニメや映画を(最初は日本語字幕付きでもOK)観たりするのも効果的です。楽しみながら英語の音に触れる機会を増やしましょう。歌詞やセリフをチェックしてみるのもいいですね。
  • 通学中や寝る前など、スキマ時間に英語の音声(簡単なもの)をBGMのように聞いてみるのも、耳を慣らす助けになります。ただし、「聞くだけ」にならないように、少しでも聞き取れる単語があれば、その意味を少し考えてみる、くらいで大丈夫です。
  • 同じ教材を繰り返し聞くのも大切です。一度で聞き取れなくても、何度も聞くうちに「あ、今こう言ったな」と分かる瞬間が増えてくるはずです。
  • 聞いている時に、頭の中でいちいち日本語に訳そうとしない練習もしてみましょう。英語を英語のまま、音の塊として捉える感覚を少しずつ養っていくのです。
STEP
精度を高める:「精聴」トレーニングで聞き取る力を本格的に鍛える

耳が英語の音に慣れてきたら、いよいよ聞き取る「精度」を高めるトレーニングです。ここでは、「なんとなく分かる」から「しっかり聞き取れる」を目指します。次の章で紹介する「ディクテーション」や「シャドーイング」といった練習方法(これを精聴:集中して聞くトレーニング、と呼びます)に取り組んで、一語一句を聞き取る力や、内容を正確に理解する力を本格的に鍛えていきましょう!

【実践編】今日からできる!おすすめリスニング練習法と正しいやり方

さあ、ここからは具体的な練習方法を紹介します!

ステップ3の「精聴」トレーニングで中心となる、効果バツグンの練習法です。

正しいやり方で続ければ、着実に力がついてきますから、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

まずはこれ!「ディクテーション」で一語一句を聞き取る集中力UP

ディクテーション(Dictation)とは、聞こえてきた英語の音声を、そのまま一語一句書き取るトレーニングのことです。

  • 効果
    1. どの音が聞き取れていないのか、自分の弱点が明確になる。
    2. 冠詞(a, an, the)や複数形の「s」、三単現の「s」など、細かい音まで意識して聞く力がつく。
    3. 集中して聞くことで、リスニングへの集中力が格段にアップする。
    4. スペルや文法の確認にもなる。
  • やり方
    1. 短い英文(最初は1文でもOK)の音声を用意する。
    2. 音声を1文ずつ、または区切りの良いところで止めながら聞く。
    3. 聞こえた通りに、スペルを意識しながらノートなどに書き取る。
    4. 聞き取れない部分は、何度か繰り返し聞いてみる。
    5. どうしても分からない場合は、スクリプト(英文)を見て答え合わせをする。
    6. 間違えた箇所や聞き取れなかった箇所を中心に、なぜ聞き取れなかったのか(単語を知らなかった? 音声変化?など)を確認する。
    7. 最後に、スクリプトを見ながらもう一度音声を聞き、音と文字を一致させる。
  • 注意点
    最初から完璧を目指さなくてOK! 聞き取れない部分があっても落ち込まず、「ここが聞き取れないんだな」と確認することが大事です。

ネイティブになりきろう!「シャドーイング」で英語のリズムとスピードを体感

シャドーイングは、聞こえてくる英語の音声のすぐ後を、影(シャドー)のように追いかけて、そっくりそのまま声に出して真似するトレーニングです。

  • 効果
    1. 英語特有のリズム、イントネーション(抑揚)、アクセントが自然に身につく。
    2. 英語のスピードに慣れることができる。
    3. 音声変化(後の章で詳しく解説!)を体で覚えることができる。
    4. リスニング力だけでなく、スピーキング力(特に発音)の向上にも繋がる。
  • やり方(初心者向け)
    1. スクリプト(英文)付きの、少しゆっくりめの音声教材を用意する(教科書のCDなどがおすすめです)。
    2. まずはスクリプト(英文)を見ながら音声を聞き、内容と意味を理解する。
    3. 次に、スクリプトを見ながら、音声に合わせて(または少し遅れて)声に出して読む(オーバーラッピング)。
    4. 慣れてきたら、スクリプトを見ずに、聞こえてくる音声だけを頼りに、少し遅れて追いかけるように声に出す(これがシャドーイング!)。
    5. うまく言えない部分は、スクリプトを確認したり、その部分だけゆっくり再生したりして練習する。
  • コツ
    最初はうまくできなくても大丈夫! 発音やイントネーションをできるだけ忠実に真似することを意識しましょう。自分の声を録音して、お手本の音声と聞き比べてみるのも効果的ですよ。 ネイティブが話すような自然な英語に慣れるには、実際にたくさん聞いて、真似してみるのが一番です。 例えば、オンライン英会話などを活用してネイティブの先生と話す機会を作ると、音声変化やリズムを体感的に学べます。ID学園の「席上留学」も、そうしたネイティブ講師とマンツーマンで実践的な練習ができる場の一つです。

内容理解を深める!「リピーティング」「オーバーラッピング」も効果あり

シャドーイングが難しいと感じる場合は、まずこれらの練習から始めてみましょう。

  • リピーティング
    音声を聞き、一時停止して、聞いた文をそのまま繰り返して言う練習。
    シャドーイングより少し易しいです。
  • オーバーラッピング
    スクリプトを見ながら、音声と完全に同じタイミングで声に出して読む練習。
    シャドーイングの準備運動に最適です。

スクリプト活用で聞き取れない箇所をゼロに!

ディクテーションやシャドーイングで「どうしてもここが聞き取れない!」という壁にぶつかったら、必ずスクリプト(英文)を確認しましょう。

  1. 聞き取れなかった部分のスクリプトを見る。
  2. 「ああ、この単語だったのか」「こう音が繋がっていたのか」と、なぜ聞き取れなかったのかを分析する。
  3. スクリプトを見ながら、もう一度その部分の音声を聞き、音と文字をしっかり結びつける。

この確認作業をすることで、「聞きっぱなし」を防ぎ、着実に弱点を克服できますよ。

練習で使う音声の選び方:レベルと興味がカギ!

どんな音声で練習するかも重要です。選ぶポイントは2つ!

  1. 今の自分のレベルに合っているか
    → 簡単すぎても退屈ですし、難しすぎると挫折してしまいます。「少し難しいけど、頑張れば理解できそう」くらいのレベルがベストです。
  2. 内容に興味を持てるか
    → 自分が面白いと思える内容なら、勉強も続けやすいですよね! スポーツ、音楽、アニメ、動物など、自分の好きなテーマの教材を探してみるのもいいでしょう。

最初は教科書の付属CDから始めて、慣れてきたら色々な教材にチャレンジしてみましょう!

ネイティブみたいに聞こえる?「音声変化」のヒミツを解き明かそう!

「知ってる単語のはずなのに、全然違う音に聞こえる…」その大きな原因が「音声変化」です。ネイティブが自然なスピードで話すとき、単語一つひとつを区切って発音するのではなく、音が繋がったり、消えたり、変わったりすることがよくあります。主な音声変化をいくつか紹介しますね。これを知っておくだけで、聞き取りやすさがグッと変わりますよ!

音声変化の種類日本語での説明英語の例(元の形)実際の聞こえ方(カタカナ表記例)イメージ
連結(リエゾン)単語の最後の子音と次の単語の最初の母音が繋がるtalk aboutトーカバウト電車と電車が連結して、一つの長い電車になるイメージ。
an appleアナッポー
脱落(リダクション)音が弱くなったり、聞こえなくなったりするgood newsグッニュース (dの音が脱落)長い名前が短縮されてニックネームになるように、一部の音が省略される感じ。
I want to goアイ ワナ ゴウ (tの音が脱落/変化)
同化(アシミュレーション)隣の音の影響を受けて音が変化するmeet youミーチュー (tとyの音が変化)絵の具を混ぜると色が変わるように、隣り合う音がお互いに影響し合って変わる。
Did you like it?ディジュ ライキッ?
その他(例:弾音化/フラッピング)特定の条件下で t の音が日本語のラ行のように変化するwater, betterワラー, ベラー(のような音)舌が口の中を軽く弾くような音。

これらの音声変化は、ルールを頭で理解するだけでなく、シャドーイングなどを通して、実際に声に出して練習し、耳でたくさん聞いて慣れることが一番の対策です!

音声変化に特化した解説がある教材やアプリ(例えば「Listening Hacker」というアプリなど)を使ってみるのもいいでしょう。

部活で忙しくても大丈夫!リスニング学習に役立つ教材&無料アプリ活用術

「部活や塾で忙しくて、なかなか勉強時間が取れない…」という君も大丈夫! 身近な教材や無料アプリ、そしてICTツールをうまく活用すれば、効率的にリスニング力をアップできますよ。

実は最強教材?教科書&付属CDを120%活用する方法

一番身近で、実はとても優れた教材が学校の教科書と付属CDです!

  • 授業内容と連動: 学校の進度に合わせて学習できる。
  • レベルが適切: 中学生のレベルに合わせて作られている。
  • スクリプト付き: ディクテーションやシャドーイングの答え合わせがしやすい。
  • 基本表現が網羅: テストや入試に出やすい重要表現が学べる。

まずは教科書の本文の音声を、意味を理解しながら繰り返し聞いたり、シャドーイングしたりすることから始めてみましょう。単語ページの発音も必ずチェック!

お金をかけずに始められる!中学生におすすめの無料リスニングアプリ5選

スマホアプリなら、通学時間やちょっとした休憩時間などのスキマ時間を活用できます! 無料で使えるおすすめアプリをいくつか紹介しますね。(※アプリの情報は変更される場合があるので、最新の情報やレビューも参考にしてください。)

  1. NHKゴガク: NHKの語学講座(基礎英語など)を無料で聞けるアプリ。レベル別で安心。ストリーミング・ダウンロード対応。
  2. Duolingo: ゲーム感覚で単語やフレーズも楽しく学べる。短いレッスン形式でスキマ時間に。初心者向け。
  3. TED: 世界中の専門家のプレゼン動画。英語・日本語字幕あり。興味ある分野を選べるが、語彙レベルはやや高め。中級~上級者向け。
  4. YouTube: 「中学生 英語 リスニング」等で検索すれば学習チャンネル多数。解説動画や練習用動画も豊富。
  5. Podcast: ニュース、英会話、趣味など多様な音声コンテンツが無料。移動中などの「ながら学習」にも便利。

※アプリを選ぶ際の注意点: アプリ内課金がある場合もあるので、利用前に確認しましょう。

NHK語学講座(ラジオ・アプリ)やYouTubeチャンネルも味方に!

アプリだけでなく、昔ながらのNHKラジオの語学講座も根強い人気です。決まった時間に放送されるので、学習のペースメーカーにもなります。聞き逃しても、「NHKゴガク」アプリで後から聞けるので便利ですね。

YouTubeには、日本人向けに英語学習コンテンツを発信しているチャンネルも多いです。音声変化の解説動画や、リスニング練習用の動画などを探してみるのも良いでしょう。

【ポイント】自分に合った教材・アプリ・サポートを見つけるためのチェックリスト

たくさんあって迷う…という君へ。これらをチェックして、自分に合うものを見つけましょう!

  • □ レベルは合っている? (簡単すぎず、難しすぎない?)
  • □ 内容に興味は持てる? (楽しく続けられそう?)
  • □ スクリプト(英文)は付いている? (復習しやすい?)
  • □ 解説は分かりやすい? (音声変化などの説明はある?)
  • □ 操作は簡単? (ストレスなく使える?)
  • □ 無料(または予算内)で使える?
  • □ ICTツールやオンラインサポートも活用できそう? (例えば、ID学園ではオンライン英会話「席上留学」や、Slackなどを活用した質問・相談体制など、ICTツールを積極的に活用して、時間や場所を選ばずに学べる環境を整えています。このように、自分に合ったツールやサポートを見つけることも、効率的な学習のポイントです。)

いくつか試してみて、「これなら続けられそう!」と思える相棒を見つけてください!

無理なく続けるのが一番大事!学習習慣の作り方と効率化のコツ

どんなに良い勉強法や教材も、続けられなければ意味がありません。部活や他の勉強と両立しながら、無理なくリスニング学習を習慣にするためのコツを紹介します。

1日15分からでOK!スキマ時間を見つけて「毎日コツコツ」を習慣に

「よし、毎日1時間やるぞ!」と意気込みすぎると、疲れて続かなくなってしまうことも。大切なのは、毎日少しずつでも英語に触れることです。

まずは1日15分~30分を目安に始めてみましょう。研究によると、長時間まとめてやるより、短い時間でも毎日続ける方が効果的だという報告もあります。

スキマ時間を有効活用!

  • 朝起きてすぐの10分
  • 通学の電車やバスの中(アプリやダウンロード音声で)
  • 夜寝る前の15分
  • 勉強の合間の休憩時間

「今日は疲れてるな…」という日も、5分だけ単語の発音を聞くとか、英語の歌を1曲聞くとかでもOK。完全にゼロにしないことが大切です。

集中できる環境を作ろう!おすすめの時間帯と場所は?

ディクテーションやシャドーイングなど、集中力が必要な練習は、できるだけ静かな環境で取り組みたいですよね。

  • おすすめの時間帯
    • 朝: 頭がスッキリしていて集中しやすい。
    • 夜寝る前: 記憶が定着しやすいとも言われます。
  • おすすめの場所
    • 自分の部屋の勉強机
    • リビング(家族に協力してもらって静かな時間を作る)
    • 学校の図書室や自習室
  • 誘惑を断ち切る! スマホの通知を切ったり、漫画やゲームが目に入らない場所に移動したりする工夫も大事です。

「できた!」を記録しよう!モチベーションを保つ目標設定と学習記録のヒント

やる気を維持するためには、「成長してる!」という実感が必要ですよね。

  • 具体的な目標を立てる
    「次のテストでリスニングの点数を10点上げる」「洋楽のサビを聞き取れるようになる」など、小さな目標でOKです。
  • 学習記録をつける
    手帳やノート、アプリなどに「今日やったこと」と「かかった時間」を記録しましょう。「これだけ頑張ったんだ!」と目に見えると、自信になります。
  • できたら自分を褒める!
    小さな目標をクリアできたら、「よくやった!」と自分を褒めたり、ちょっとしたご褒美(好きなお菓子を食べる、など)を用意したりするのもいいですね。
  • 間違いを恐れない!
    間違えるのは当たり前です。むしろ、間違えたところ=伸びしろだと思って、前向きに取り組みましょう。

英語の歌やアニメ、映画を「楽しむ」ことから始めてみるのもアリ!

どうしても勉強モードになれない時は、「楽しむ」ことを優先してもOKです!

  • 好きな洋楽の歌詞を見ながら聞いてみる。
  • 好きな海外の映画やドラマを、最初は日本語字幕で見て、慣れてきたら英語字幕や字幕なしに挑戦してみる。
  • 英語のゲームで遊んでみる。
  • また、英語を使って何か新しいことを知る、というのも良い方法です。例えば、興味のある分野のニュースを英語で読んでみる(ID学園のNIEのように、新聞記事などを活用して社会について学ぶ取り組みもあります)など、英語を「勉強」だけでなく「世界を知るツール」として捉えてみると、新しい発見や楽しさが見つかるかもしれません。

楽しみながら英語に触れることで、自然と英語への抵抗感がなくなり、リスニングへのモチベーションにも繋がりますよ。

定期テストや高校入試で結果を出す!リスニング対策のポイント

最終的な目標の一つは、やはりテストで点数を取ることですよね。日々の学習に加えて、テスト本番で力を発揮するための対策もしておきましょう。

テスト形式を知り、時間配分に慣れる練習をしよう

  • 過去問や問題集を活用
    どんな形式の問題(イラスト選択、質問応答、長文聞き取りなど)が出るのかを知っておきましょう。
  • 時間配分を意識
    本番と同じように時間を計って問題を解く練習をします。特に、問題と問題の間の短い時間に次の問題に目を通す(先読み)練習は重要です。

問題用紙への「先読み」と「メモ」の技術を磨く

リスニング問題は、音声が流れる前に、問題用紙に書かれている質問や選択肢を「先読み」することが超重要です!

  • 何を聞き取るべきかを事前に把握しておくことで、ポイントを絞って音声を聞けます。
  • 音声を聞きながら、重要なキーワードや内容を問題用紙にサッとメモする練習もしておきましょう。すべてを書き取る必要はありません。後で思い出すためのヒント程度でOKです。

苦手な問題タイプ(質問応答、長文など)を分析&集中対策

  • 模試や問題集で間違えた問題を分析し、自分がどのタイプの問題が苦手なのかを把握しましょう。
  • 苦手なタイプの問題を重点的に練習します。例えば、長文が苦手なら、長めの音声を聞く練習を増やすなど。
  • なぜ間違えたのか、スクリプトを確認して原因を突き止め、次に活かすことが大切です。

【Q&A】中学生のリスニング勉強。よくある疑問にスッキリ回答!

ここで、君が抱えているかもしれない疑問に、まとめて答えていきますね!

聞き流し学習って本当に効果ありますか?

ただBGMのように聞き流すだけだと、特に初めのうちは効果が出にくいことが多いです。
なぜなら、意味が分からない音を聞き続けても、内容を理解する力は伸びにくいからです。

英語の音に慣れる、という意味では多少の効果はあるかもしれませんが、「聞き流しだけでOK」とは思わない方が良いでしょう。

意味を意識しながら聞いたり、ディクテーションやシャドーイングのように集中して取り組む練習(アクティブリスニング)を取り入れることが、効率的な上達の鍵です。

1日にどれくらい勉強時間を確保すればいいですか?目安は?

部活や他の勉強で忙しいですよね。

大切なのは無理なく毎日続けることです。まずは1日15分~30分を目安に始めてみましょう。

短い時間でも、この記事で紹介したような集中する練習(ディクテーションなど)を行えば、効果はしっかり出ます。

慣れてきたり、もっと頑張りたいと思ったら、少しずつ時間を増やしていくのがおすすめです。専門家の中には1日1時間程度のリスニングを推奨する人もいますが、まずは自分に合ったペースを見つけることが一番です。

教材やアプリがたくさん。どれを選べばいいか分かりません…

迷いますよね!
最初は、学校で使っている教科書の付属CDや、この記事でも紹介した無料で試せるアプリから始めてみるのがおすすめです。

選ぶポイントは、
①今の自分のレベルに合っているか(簡単すぎず、難しすぎない)
②内容に興味を持てるか
③解説が分かりやすいか
④スクリプト(英文)が付いているか
の4つです。

いくつか試してみて、「これなら続けられそう!」と思えるものを見つけるのが一番ですね。

ICTツールやオンラインサポートの活用も検討してみましょう(教材・アプリ活用術の章も参考に!)。

音の繋がり(リンキング)などが聞き取れません。どうすればいい?

英語特有の音の変化(連結/リンキング、脱落/リダクション、同化/アシミュレーションなど)は、多くの人がつまずくポイントなので安心してください。

聞き取れないのは、そのルールを知らない、または耳が慣れていないからです。

対策としては
①シャドーイングで実際に声に出して真似る(これが一番効果的!)
②スクリプト(英文)を見ながら音声を聞き、「どこがどう繋がって聞こえるか」を確認する
③音声変化のルールを解説している教材や動画で学ぶ
などが有効です。

ネイティブスピーカーと話す機会(例:オンライン英会話)も、これらの音に慣れる良い練習になります。焦らず、少しずつ慣れていきましょう。

やっぱり単語や文法の勉強も同時にやるべきですか?

はい、絶対に必要です!

記事の前半でも触れましたが、聞き取れたとしても、単語や文法の意味が分からなければ、内容を理解することはできません。

リスニングの練習と並行して、教科書や単語帳で基本的な単語や文法をしっかり復習しましょう。

リスニング練習で出てきた知らない単語や表現を、その都度調べて覚えるのも非常に効果的です。リスニング力と語彙力・文法力は、車の両輪のようなものです。

基礎からしっかり学び直したい場合は、学校の先生に相談したり、サポート体制のある学習環境を探したりするのも良いでしょう。

モチベーションが続かないときは、どうしたらいいでしょうか?

誰にでもやる気が出ない時はあります。そんな時は、無理に頑張ろうとせず、少しだけハードルを下げてみましょう。

「今日はディクテーションを1文書くだけ」「好きな洋楽を1曲聞くだけ」など、少しでも英語に触れる習慣を途切れさせないことが大切です。

また、目標を具体的に書き出したり、達成できたら自分にご褒美をあげたり、友達と一緒に勉強したりするのも、モチベーション維持に役立ちますよ。

英語を使って「世界を知る」楽しさ(例:興味のあるニュースを読むなど)を見つけるのも良い刺激になります。楽しむことを忘れないでくださいね!

テスト直前は、どんな勉強をするのが効果的ですか?

テスト直前は、新しいことをたくさん覚えるよりも
①テスト形式に慣れること
②これまで学習したことの復習
に重点を置きましょう。

過去問や問題集を使って、時間内に解く練習をしたり、問題の先読みやメモの取り方を確認したりします。

特に、間違えた問題や聞き取れなかった箇所は、なぜできなかったのか原因を分析し、スクリプトを確認してからもう一度聞いてみることが大切です。

試験本番で使われる音声のスピードに耳を慣らしておくことも忘れずに。

まとめ:正しい勉強法を続ければ、英語のリスニングは必ず得意になる!

ここまで読んでくれてありがとう!

英語のリスニングは、筋トレと同じで、すぐに結果が出るものではないかもしれません。単語や文法の知識を増やし(基礎体力!)、英語の音に耳を慣らし(準備運動!)、そしてシャドーイングやディクテーションといった正しいトレーニング(筋トレ!)を、毎日コツコツ続けることが何よりも大切です。

部活や他の勉強で忙しい君でも、1日15分からで大丈夫。スキマ時間を見つけて、教科書や無料アプリ、そして便利なオンラインツールなどを活用すれば、きっと続けられるはずです。

途中で「難しいな」「伸びてるのかな?」と不安になることもあるかもしれません。でも、この記事で紹介した方法を信じて、諦めずに続けてみてください。楽しみながら、少しずつでも前に進んでいけば、必ず「あ、聞き取れるようになった!」と実感できる日が来るはずです。

そして、身につけた英語力は、テストの点数だけでなく、将来、君が自分の興味や夢を追いかけるときに、世界を広げ、可能性を広げるための、きっと大きな力になるはずです。ID学園が「夢教育」で目指しているように、英語学習も、君の未来を豊かにするための一歩だと考えて、ぜひ挑戦を続けてくださいね。

さあ、今日から君の「リスニング力アップ大作戦」をスタートさせましょう!応援しています!

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