ID学園の生徒が、日本IBMの虎ノ門本社を訪問。事前にIBMのオンライン学習プログラム
「IBM SkillsBuild」で基礎知識を学んだ上で参加しました。

冒頭では、IBMの企業理念や信条、そして私たちの生活を支えるIBMの技術について
紹介していただきました。
普段の生活で当たり前のように使っているATMや交通システム、気象情報、レジなどの背後に
IBMの技術が関わっていることを知り、生徒たちは「こんなところにもIBMが!」と驚きの表情を
浮かべていました。身近な暮らしと最先端技術のつながりに、多くの気づきが生まれた時間となりました。

IBMリーダースピーチ

日本IBM執行役員 テクノロジー事業本部 通信第一事業統括部長 兼 クラウド・プラットフォーム事業部長である今野智宏さんから、AIやクラウドの未来、通信業界の変革に
どう向き合っているかを実体験を交えてお話しいただきました。
今野さんからは、「社会の変革は人間の“夢”と技術の融合から生まれる」という言葉とともに、
「思い立ったが吉日」というメッセージをいただきました。好奇心を持った瞬間に恐れず行動すること、
一歩を踏み出す勇気こそが成長につながること、そして成長とは多様な経験や失敗から得られるもの
であるという力強い言葉に、生徒たちは深くうなずいていました。
最新テクノロジーに触れるIBM Innovation Studioツアー
IBMの最新技術やプロトタイプを間近で体感できる「IBM Innovation Studio」の見学ツアー
が行われました。


生徒は360度没入型スクリーンや名刺上に3D分身が現れるARソリューション、AIを活用した卓球の試合分析
などを体験し、「IT=難しい」から「IT=ワクワクするもの」へと意識が変わった様子でした。


AIと社会課題を掛け合わせた事例として紹介された「はらぺこベトベター」の開発ストーリーに、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。AI画像解析技術×キャラクター×環境問題という異なる要素の掛け算が新たな価値を生み出す実例に、新しいアイデアを生む探究的な学びのヒントが詰まっていました。
IBM社員の方々との座談会
少人数に分かれて座談会を実施していただきました。

「学生時代にやっておけばよかったこと」「今の仕事のやりがい」「キャリア選択で大切にしたこと」
など、高校生からの質問にひとつひとつ丁寧に答えていただきました。
生徒の声
企業訪問を終えた生徒たちからは、次のような感想が寄せられました。
「企業の内容、理念や社員の方のお話を聞き、働くことへの理解が深まるだけでなく、これまでの・これから
の社会にとって必要なことについて考える糸口がわかった」
「様々な先端技術に触れてワクワクした」
「今まであまり自分と関わりがなかったITやデジタルのことを少しでも知りたいと思うようになりました。」
「企業の持つ理念はとても壮大だが、企業であるからこそ実現できること、一つの企業であることで多種多様な
プロジェクトに取り組めること、IBMという企業ならではの働き方など、多くのことを学ばせていただきました。」
「日常生活でなかなか関わりのないITの会社を見学できて、いろんなお話を聞けて楽しく学ぶことができました。」
生徒たちにとって今回のIBM虎ノ門本社訪問は、「社会と技術のつながりを知る」「働くことをリアルに捉える」ための、大きな学びの場となりました。ITに対する興味や、自分自身の進路への意識も高まり、それぞれの視点で多くの気づきが生まれた一日となりました。
IBMの皆さま、ありがとうございました!





